女優の芦名星さん死去、36歳　自宅マンションで自殺か

女優の芦名星さんが14日、死去したことが明らかになった。36歳。自殺とみられている。「テセウスの船」（TBS系）などの数多くのドラマや映画で活躍していた芦名さんにいったい何があったのかと波紋が広がっている。

芦名さんの所属事務者は「本日、午前中に新宿区内の自宅マンションで亡くなっているところを親族が発見しました。死因については現在調査中です」と発表した。警視庁では現場の状況から自殺とみて慎重に調べているという。時事ドットコム（時事通信社）は「捜査関係者などによると、別居の親族が同日午前6時半ごろ、芦名さんのマンションを訪れ、首を吊った状態の芦名さんを発見。その場で死亡が確認された」と報じた。

■芦名星（あしな・せい）

本名・五十嵐彩（いがらし・あや）。1983年11月22日生まれ。福島県郡山市出身。高校在学中に所属事務所ホリプロにスカウトされ2002年、モデルとしてデビュー。同年6月、ドラマ「しあわせのシッポ」（TBS系）で女優デビュー。2006年、オーディションで800人の中から選ばれ、日本・カナダ・イタリア合作映画「シルク」の日本人ヒロインに抜擢される。2007年、「たとえ世界が終わっても」で映画初主演。2013年、「八重の桜」でNHK大河ドラマ初出演。今年1月期のドラマ「テセウスの船」（TBS系）に出演。ほかにも「検察側の罪人」（2018年）、「AI崩壊」（2020年）などの映画やドラマで活躍していた。

私生活では昨年5月、俳優の小泉孝太郎(42)との交際を親密ツーショット写真とともに週刊誌に報じられた。2人は2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で共演。2019年1～3月期のドラマ「グッドワイフ」（TBS系）の第5話で小泉扮する弁護士の元恋人役で芦名さんがゲスト出演した。