佐藤二朗、小学時代に「強迫性障害」を発症 Xで公表「マジでキツイ」

(2024年2月7日22:00)

佐藤二朗、小学時代に「強迫性障害」を発症 Xで公表「マジでキツイ」
佐藤二朗(公式サイトから)

俳優の佐藤二朗(54)が6日、自身のX(旧ツイッター)で「強迫性障害」であることを公表。「沢山の励まし、ありがとう。これからも、なるべく、なるべくいい芝居を皆様へ」などと心境を明かした。

佐藤は5日夜、Xで「病。キツイ。マジでキツイ」と告白して、「そのメンタルの病に、世の中で一番大事な『家族』と、世の中で一番大事な『芝居』を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから」とつづった。

ファンから心配の声が上がる中、6日になって「『強迫性障害』。小学生時に発症。あまりにキツく『memo』という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの『力』を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に」と病名を「強迫性障害」と明かし、佐藤が初監督を務めた作品映画「memo」(2018年)は、自身の強迫性障害の経験をもとに製作したことを明かした。

さらに「昨年の秋頃、10年振りくらいのキツイやつが来て、『でも、だから、だからこそいい芝居になった』と何が何でもしたいと思い『トクメイ』というドラマの最終回撮影にのぞみました。沢山の励まし、ありがとう。これからも、なるべく、なるべくいい芝居を皆様へ。みんな、愛してるぜ」とつづった。

「強迫性障害」とは、「強迫観念」による不安を取り払うために何度も同じ脅迫行動を繰り返して日常生活に支障が生じるなど影響が出るもの。元「モーニング娘。」の道重さゆみ(34)が昨年12月27日、所属事務所が公式サイトで、特定の仕事上で過度なこだわりや過敏な行動があり「強い不安感や恐怖心がある」ため、病院で診てもらい強迫性障害の診断を受けたことを発表して活動の一部を制限するとしていた。