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芸能NewsEye
中居の女性トラブル問題 トヨタ・日生などフジCM差し止め相次ぐ
(2025年1月19日17:15)

中居正広(52)の女性トラブル問題で、トヨタや日本生命、明治生命など大手企業が、フジの番組のスポンサーCMを差し止め、公益社団法人ACジャパンのCMに差し替える動きが相次いだ。
日本生命は、19日から「千鳥の鬼レンチャン」、「Mrサンデー」、20日から「めざましテレビ」のCMをACジャパンに差し替える。中井の女性トラブルにフジテレビ社員の関与が報道されていることなどを総合的に判断したとしている。
明治安田生命保険は「一連の報道内容を総合的に勘案し、同局で放映するCMを差し止める」と発表したという。アフラック生命保険やNTT東日本も同様の対応を取るなど企業の間でフジテレビでの自社コマーシャルの放映を見合わせる動きが急速に広がっている。
中居正広の女性トラブル問題では、17日にフジテレビの港浩一社長(72)らが記者会見して同問題について謝罪し、第三者の弁護士を中心にした調査委員会を設置して同社社員の関与の有無や事後対応について調査することを明らかにした。一方で、トラブルとその後のフジの対応について「今後「(調査委に)調べてもらう」として社員の関与疑惑などの具体的内容についての回答を回避したことから、疑惑が払しょくされたとはいえず、調査委の調査結果と再発防止策が発表され、事態が改善されることが明らかにされないと、CM復活は難しい状況になっているとみられる。
■中居正広の「女性とのトラブル」の経緯
中居の女性とトラブルは昨年12月19日、「NEWS ポストセブン」が、2023年に中井と女性が2人で食事をした際にトラブルになり、中居が9000万円を支払って解決したと報じて発覚。同26日「文春オンライン」が、フジテレビ社員を交えた会食の予定だったが、直前になってほかのメンバーがドタキャンして、中居と女性の2人きりになり性的トラブルが起きたと報じた。女性の「今でも許せない」という強い憤りのコメントも報じられた。
「週刊文春」の前出の報道を受けて、フジテレビは昨年12月27日、公式サイトで、「この度一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と”疑惑”を否定。「出演者などステークホルダーとの関係のあり方については改めて誠実に向き合い、弊社のコンプライアンスガイドラインの順守により一層努めてまいります」としたうえで、「誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますのでお控えください」と警告した。
1月15日には、昨年から外部の弁護士を入れて事実確認の調査をしており、「今後の結果を踏まえて適切に対応していく」としているという。
中居は1月9日に、自身の個人事務所の公式サイトにコメントを発表し「トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。 解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです」と、トラブルがあったことを認めた上で、女性とは示談が成立していることを明かした。
そして「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。 なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と芸能活動を続行する意向を示唆した。また「このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません」とフジテレビ社員の関与疑惑を否定した。
そうしたなか、1月7日の「文春オンライン」と同8日発売の「週刊文春」は、第2弾として、女性が中居とのトラブルの直後、フジの幹部らに被害状況とプロデュ―サーの関与を詳細に報告したが握り潰されたなどと詳細に報じた。幹部の一人は有名女子アナだという。
さらに15日の「文春オンライン」と16日発売の「週刊文春」は、新たな被害者(フジ女性アナ)の告白を報じた。約3年前にフジテレビの幹部Aさんの依頼で中居との会食に参加したときの模様を詳細に証言している。