中居正広が芸能界引退を発表「大変、大変、申し訳ありませんでした。37年間ありがとうございました。さようなら…。」

 

(2025年1月23日18:15)

中居正広が芸能界引退を発表「大変、大変、申し訳ありませんでした。37年間ありがとうございました。さようなら…。」
中居正広

女性トラブル問題で全番組を降板した中居正広(52)が23日、芸能界を引退することを、有料のファンクラブサイトと個人事務所「のんびりなかい」の公式サイトで発表した。

公式サイトでは「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【㈱のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します」と引退を発表した。
「ご報告にあたりましては、私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオの皆さまとの打ち切り、降板、中止、契約解除等に関する会談はすべて終了し、スポンサーの皆さまとも順次協議中であることから、本日となった次第でございます。」としている。
そして、「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題、調査に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。 そして、改めて、相手さまに対しても何より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。 重ねて、お詫び申し上げます」と謝罪し、「大変、大変申し訳ございませんでした。 37年間、ありがとうございました。 さようなら...。」と締めくくった。

■「芸能活動について支障なく続けられることになりました」から一転して引退の裏事情

中居は1月9日に公式サイトで「トラブルは事実」と認めたものの、「(女性と)示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と芸能活動継続を示唆していたが、中居の女性トラブルが、フジテレビの対応や社員の関与疑惑などに波及。1月17日のフジテレビの港浩一社長の記者会見が映像禁止など制限を設けた上に、肝心のトラブル内容やフジ社員の関与疑惑などに対する具体的な説明がなかったことから、大手企業などフジのCM差し止めが75社に上るなど波紋が拡大し、なかいのMC番組が「だれかtoなかい」(フジテレビ系)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)など全6番組が、中居の降板や番組打ち切りとなり、外堀が埋められ引退発表に追い込まれた形となった。突然の引退発表に「このまま芸能界から退くのではなく、記者会見して、女性トラブルについて女性のプライバシーに配慮して可能な限り説明する必要があるのではないか」(テレビ関係者)という声も上がっている。いずれにしても、フジが23日、新たに設置することを決めた第三者委員会の調査が始まり、女性トラブル真相解明と、フジテレビ社員の関与疑惑についての解明はこれからが本番となることもあり成り行きが注目される。

元SMAP・稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾がコメント「言葉が見つかりません」

中居が23日に芸能界引退を発表したことを受け、元SMAPメンバーの稲垣吾郎(51)、草なぎ剛(50)、香取慎吾(47)が、所属事務所「CULEN」を通じて3人の連名でコメントを発表した。「突然のことでまだ心の整理がついておらず、言葉が見つかりません。現在お話さしあげることは控えさせていただければと思います。ご理解いただきたくお願い申し上げます」としている。