重病の父親の看病のためにラスベガス公演を延期した米人気歌手ブリトニー・スピアーズ(37)に「引退説」が浮上している。ブリトニーは看病疲れなどのメンタルな問題を治療するために先月精神療養施設に入所したが、関係者に歌手活動から引退して2度とパフォーマンスはやらないと告白したという。歌姫にいったい何が起きているのか。
米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、ブリトニーの関係者は芸能情報ポッドキャスト「ストレイト・シャッター・ポッドキャスト」のロブ・シャッターの取材に、ブリトニーが引退して2度とパフォーマンスは行わないと話していると証言したという。
「ブリトニーの唯一の仕事は健康を取り戻すことです。そのために治療施設に入所しました。もし回復したとしてもエンターテインメントの世界から身を引くでしょう」と同関係者。
「彼女は仕事をしなくてもお金に困ることはありませんし、お金では幸福を変えないことを身にしみて感じているようです」という。
ブリトニーはインスタグラムで「自分の時間が必要」「みんなも自分自身の精神と体をケアすることを愛して」などと心境をつづっていた。
ブリトニーの父親のジェイミー―・スピアーズさん(66)は大腸と結腸の病気で昨年末に結腸破裂を起こして一時は危篤状態になったという。最近2度目の手術を受けたが経過は思わしくないという。ブリトニーは昨年11月、「父が入院して死にかけた」などと明かして「父の看病に専念したい」として予定されていたラスベガス公演の延期を発表して父親の看病にあたっていた。
そうしたなか、ジェイミーさんの病状が悪化しブリトニーは動揺して「感情面やメンタルヘルスの問題で非常に難しい状態になっている」(関係者)ため、先月下旬にロサンゼルスの精神療養施設に1か月の予定で入所した。現在ブリトニーの恋人のバックダンサー、サム・アスガリが彼女の回復に向けて全面的にサポートしており、その後のブリトニーの状態は安定しているという。先日は施設から外出してヘアサロンを訪れてヘアスタイルを整え、前夫ケヴィン・フェダーライン(41)との間の息子のショーン・プレストン(13)とジェイデン・スミス(12)と面会して元気そうだったという。一日も早く全快し歌手として”完全復活”して引退情報を一掃してほしいものだ。