ケヴィン・コスナー、離婚トラブル 妻が婚前契約に従わず家を出ていかないと退去命令を請求

(2023年6月15日8:00)

ケヴィン・コスナー、離婚トラブル 妻が婚前契約に従わず家を出ていかないと退去命令を請求
ケヴィン・コスナー㊨とクリスティーン・バウムガートナーさん(Instagram/@kevincostnermodernwest)

ケヴィン・コスナー(68)が、離婚申請した妻クリスティーン・バウムガートナーさん(49 )が、婚前契約に違反して、ケヴィンが所有する家を出ることを拒否しているとして、退去を命じるよう裁判所に請求したことが分かった。家に”籠城”するクリスティーンの真意とはー。

米サイトTMZが入手した裁判の書類によると、ケヴィンは、元モデルでバッグデザイナーのクリスティーンさんが5月1日に離婚を申請した際、婚前契約により30日以内に彼の所有する家を明け渡す必要があったが、彼女はまだ家から出て行っていないと非難している。ケヴィンは、別居中の妻が住む家を含めて、3つの家すべてが自分のものだと主張しており、

ケヴィンは、裁判所に対して別居中のクリスティーンさんが、ケヴィンが所有する家から退去させるよう求めているが、クリスティーンさんは、さまざまな金銭的要求をケヴィンに認めさせるために家に籠城しているのではないかといわれている。

ケヴィンは2004年にクリスティーンさんと結婚したときに署名した婚前契約に従って、すでに120万ドル(約1億6800万円)を彼女に渡したと主張。提供した金額は合計で約145万ドル(約2億円)にまで膨らんだと主張しているという。

ケヴィンはは扶養費の一部として、賃貸住宅の家賃月3万ドル(420万円)を出すことを前向きに検討しており、さらに彼女の引っ越し費用として1万ドル(約140万円)を出すつもりだという。

ケヴィンとクリスティーンさんは2004年にコロラド州で挙式して3人の子供をもうけている。コスナーは大学時代から交際していたシンディ・シルバと1978年に結婚して3人の子供をもうけたが、「ウォーター・ワールド」の撮影中に不倫スキャンダルが発覚して1994年に離婚。その時慰謝料100億円を支払っており。その苦い経験から、クリスティーンと結婚する時に、離婚した場合の財産分与などをあらかじめ決める婚前契約を交わしていたが、クリスティーンの思わぬ”籠城作戦”?で苦戦しているようだ。

コスナーは「アンタッチャブル」(1987年)、「フィールド・オブ・ドリーム」(1989年)、「ボディガード」(1992年)など数多くの映画に出演し、監督・制作・主演を務めた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990年)でアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞した。主演兼製作総指揮の西部劇のドラマシリーズ「イエローストーン」(2018年~)で人気が再燃した。