カーディ・B、ライブ中の”マイク投げ事件”で不起訴 マイクがオークションで1400万円以上の高値に

(2023年8月4日12:15)

カーディ・B、ライブ中の”マイク投げ事件”で不起訴  マイクがオークションで1400万円以上の高値に
カーディ・B
(Instagram/@iamcardib)

米ラッパー、カーディ・B(30)が7月30日(現地時間)、ラスベガス公演中に観客から液体を浴びせられ、マイクを投げつけた事件で、被害届が提出されて警察が捜査に乗り出した。そうしたなか、カーディの弁護士は刑事訴追されることはないだろうと語ったという。米メディアが報じた。

米TMZによると、観客がツイッターなどに投稿した動画には、グラミー賞歌手のカーディが観客からカップに入った液体をかけられショックを受けた様子だったが、すかさず反撃して液体が飛んできた方向にマイクを投げつけるのが映っていた。

マイクを投げつけられたとの被害届を受けて、警察が捜査を開始したと報じられるなか、カーディの弁護士は3日(現地時間)、「カーディに代わって、ラスベガス警察の真摯で迅速な解決に感謝しています」と感謝した上で「カーディ・Bは、ファンにマイクを投げつけたことについて、刑事訴追されることはないでしょう」と語ったという。

カーディはツイッターでこのニュースを祝福し、通りを歩く2人のユダヤ人男性の写真とともに「リメンバー...... 」とツイートした。ユダヤ人である彼女の弁護士を指しているようだという。

彼女のファンはこの投稿に、カーディの2018年のヒット曲 「Bickenhead」の歌詞を思い起こした。カーディは同曲で「Lawyer is a Jew he gon' chew up all the charges 」(弁護士はユダヤ人、全ての容疑をかみ砕くだろう)とラップしている。

この騒動では、カーディが観客に「(彼女の)プッシーに」水をかけるようにあおっている別の動画も公開されたという。マイクが当たった女性は、ラスベガスの警察に被害届を提出したが、彼女はカーディに飲み物を投げていないと話している。彼女の隣にいた女性が液体を投げたのだが、間違えられてマイクを投げつけられたという。

カーディが投げたマイクはチャリティオークションに出品され、3日午後の時点で99,000ドル(約1400万円)以上の高値がついているという。