ハワイ出身のジェイソン・モモア、山火事のマウイ島への観光旅行をやめるよう警告

「マウイ島に旅行しないでください」と書かれたマウイ島の火災の動画に「マウイ島は今、休暇を過ごす場所ではない」とキャプションを付けた。「これほど深く苦しんでいる島で、自分の存在が必要とされていると思い込まないでください」と付け加えた。
そして「この必要な時に寄付をし、コミュニティにアロハ（思いやり）を示してくれたすべての人にマハロ（感謝）」とつづった。そして「私たちは再び立ち上がり、よりつながり、団結し、決意する」とコメントした。

モモアの投稿は、非営利団体Āina Momonaの公式サイトを通じて行われた。自然災害による荒廃が「マウイ島の資源に永続的な島全体への影響を及ぼす」ため、観光客は近づかないようにと呼びかけている。

「私たちのコミュニティは、癒し、悲しみ、回復する時間が必要です」。つまり、極端に制限された重要な資源を奪う島内の観光客は少ない方が良いということだという。

モモアはハワイ州ホノルルで生まれ、ハリウッドで有名になった後も、いつも誇らしげに自分のルーツを語ってきた。

モモアと同じように、他のスターたちも自らのSNSを使ってマウイ島の火災に対する意識を高めようとしている。Amazon.comの共同創業者のジェフ・ベゾスと婚約者のローレン・サンチェスは11日に、被災者救援のために1億ドル（約145億円）を寄付する予定だと発表した。マウイ島で発生した山火事により、少なくとも80人の命が奪われ、約1000人と連絡が取れなくなっているという。