アレック・ボールドウィン、映画「ラスト」誤射死傷事件の公判に出廷 過失致死罪で有罪なら禁錮1年6月

(2024年7月10日10:45)

アレック・ボールドウィン、映画「ラスト」誤射死傷事件の公判に出廷 過失致死罪で有罪なら禁錮1年6月
アレック・ボールドウィン(Instagram/@alecbaldwininsta)

映画「ラスト」の撮影中に起きた誤射死傷事件で過失致死罪に問われた俳優アレック・ボールドウィン(66)の裁判が9日(現地時間)、米ニューメキシコ州サンタフェで行われ、アレックが出廷した。アレックの妻ヒラリー夫人が夫をサポートするために付き添った。

米ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、。夫妻は別々の黒いSUVで到着し、ボールドウィンが弁護士を従えて2台目の車から降りてくるのが目撃された。ダークスーツに身を包み、眼鏡をかけたボールドウィンは、もう1台の車から降りてきた妻をエスコートしたという。夫妻は7人の子供のうちの1人を連れていた。ボールドウィンとヒラリーは最近、結婚12周年を祝ったばかりだという。

ボールドウィンの「ラスト」過失致死裁判は、彼が引き金を引いたかどうかで決着する可能性があるという。 ボールドウィンは、2021年10月、ニューメキシコ州の「ラスト」の撮影現場で、誤って実弾が装てんされた銃を撃ち、近くにいた撮影監督のハリナ・ハッチンズさん(当時42)の胸に当たり死亡。彼女の体を貫通した弾丸が当たりジョエル・ソウザ監督が負傷した。

ボールドウィンは、実弾が装填されているとは知らずに彼女に銃を向けたとされ、その責任を否定している。検察側は、ハッチンズさんを死に至らしめた無謀な行動として過失致死罪で訴追した。ボールドウィンは無罪を主張しているが、有罪となれば最高18か月の禁固刑になる可能性があるという。

9日は陪審員選任が行われた。裁判は10日間続くと予想され、陪審員選任後、法廷TVでライブストリーミングされる。ボールドウィンは、45口径の銃は勝手に発射され、自分は引き金を引いていないと主張している。

■映画「ラスト」誤射事件

事件は2021年10月21日(現地時間)、米ニューメキシコ州のロケ地で西部劇「ラスト」のリハーサル中に起きた。教会のセットでボールドウィンが小道具の銃を発砲し、実弾が発射され撮影監督のハリナ・ハッチンズさん(当時42)の胸に当たり死亡、彼女を体を貫通した銃弾が近くにいたジョエル・ソウザ監督(48)の肩に当たり負傷した。

昨年12月、ボールドウィンは米ABCニュースのインタビューで「引き金は引いていない」「銃に実弾が入っていたとは知らなかった」などと語った。ハッチンズさんの死は事故であり、自分に責任はないと主張。スタッフは銃に実弾が入っておらず、適切に空砲が装填されていることを確認するべきだったとしている。また、引き金は引いてなく、拳銃の撃鉄を戻した後、銃が勝手に暴発したなどと主張していた。
現地の検察当局は2023年3月に過失致死罪で訴追したが同年4月に訴追を取り下げていた。小道具の武器担当だったハンナ・グティエレス=リードが過失致死罪で訴追されており、ボールドウィンは映画のエグゼクティブプロデューサーだが、日々の決定を下す立場になかったことで検察が訴追を断念したのではないかと報じられた。

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