「アクアマン」陸海を股にかけたスーパーヒーローが大暴れ

(2019年2月8日)

  • アクアマン
  • 「アクアマン」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
  • 「DCコミックス」のアメリカンコミックス「アクアマン」を「ワイルド・スピード SKYMISSION」のジェームズ・ワン監督が実写映画化した海中アクションムービー。 スクリーンに新たなスーパーヒーローが誕生した。

    灯台守のトム・カリー(テムエラ・モリソン)は嵐の夜に浜辺に打ち上げられたアトランナ(ニコール・キッドマン)を救助する。不思議な力を持つ彼女は海底人たちが海底に築いた巨大なアトランティス帝国の王女だった。2人は恋に落ちて男児を生む。その子供は成長してアクアマンとなり、海賊を退治するなど人助けをしていた。ある日彼の前に海底王国ゼベルの王女メラ(アンバー・ハード)が現れ、アトランティス帝国の王位を継承するのはあなたしかいないと告げる。最初は断っていたアクアマンだったが、アトランティス帝国が海底の諸国を統一して巨大な軍隊で地上制服を企てていることを知り、それを阻止するために立ち上がるというストーリー。

    アクアマンを演じているハワイ出身のジェイソン・モモアは筋骨隆々のボディと精悍なマスクでまさにアクアマンにピッタリ。またアンバー・ハードもセクシーな衣装で存在感を見せている。海底人たちの生態や海底に広がる帝国の様子が斬新な映像で再現され目を奪われる。海中での帝国軍とアクアマンたちの戦闘などアクションシーンも圧巻だ。 1月27日までにDCコミック映画史上最高の10億9000万ドル(約1200億円)の世界興収を記録するヒットとなっており、シリーズ化を予想させるシーンもあった。(2019年2月8日公開)