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「東京リベンジャーズ」 北村匠海、山田裕貴、吉沢亮、鈴木伸之らが“激アツ競演”

(2021年7月16日11:30)

「東京リベンジャーズ」 北村匠海、山田裕貴、吉沢亮、鈴木伸之らが“激アツ競演”
「東京リベンジャーズ」(TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)

和久井健の人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を原作に主人公・タケミチがタイムリープしながら仲間や恋人を救うためにリベンジに挑む熱い青春ドラマを実写映画化した話題作。タケミチに北村匠海、10年前の世界で東京卍會(トーマン)のトップ・マイキーに吉澤亮、同No.2ドラケンに山田裕貴、タケミチの恋人ヒナに今田美桜、その弟ナオトに杉野遥亮、タケミチや仲間を奴隷のように扱いタケミチの人生を狂わせた不良・キヨマサに鈴木伸之、東京卍會のミツヤに眞栄田郷敦など数多くの若手個性派のキャストで、「貞子3D」(2012年)、「映画 賭ケグルイ」(2019年)、「ぐらんぶる」(2020年)などの多数のヒット作を手掛けている英勉監督がメガホンを取った。先週末の観客動員数で前週1位の「ゴジラVSコング」を抑えて初登場1位(興行通信社調べ)のヒット・スタートとなった。

■ストーリーbr>
ビデオショップの店長にばかにされながら頭を下げどうしのさえない毎日を送っていたフリーターのタケミチ(北村匠海)はある日、テレビのニュースで元恋人のヒナタ(今田美桜)が殺されたことを知る。その翌日、タケミチは駅のホームでから線路に転落して電車が猛スピードで向かってきてひかれたたと思ったら、10年前の高校時代にタイムリープしていた。髪を金髪に染めて仲間のアッくん(磯村勇斗)らとつるんで弱い者いじめをするグループを成敗するなど渋谷で勢力を誇っていたが、ある日ヤクザも恐れる東京卍會のキヨマサ(鈴木信幸)らのグループにケンカを挑んで半殺しにされ彼らの奴隷にされてしまう。そうしたなか、東京卍會のトップ・マイキー(吉澤亮)に気に入られてグループに入ってくうちに、ヒナタや弟のナオト(杉野遥亮)と会い10年後のヒナタを救いキヨマサにリベンジすることを決意する。

■見どころbr>
高校時代へのタイムリープあり、暴走族・東京卍會のカリスマ(マイキー)やNo.2.ドラケンなどの苛烈な生き様や、暴走族間の激烈な抗争、タケミチの仲間たちをめぐる友情や天敵へのリベンジのドラマ、さらにはヒロインのヒナタとタケミチの純情恋愛など様々な要素がぎっしり詰まったエンターテインメントになっている。その群像劇を演じる北村匠海をはじめとする吉澤亮、山田裕貴、鈴木伸之、眞栄田郷敦、眞栄田郷敦、磯村勇斗、間宮祥太郎、今田美桜らが役にはまって熱演している。北村はさえない現在のフリーターから10年前の高校時代を行き来する主人公を生き生きと演じている。また、吉澤亮と山田裕貴の東京卍會のカリスマ幹部役も真に迫っていて新境地を見せている。強靭な肉体でタケミチに立ちふさがるキヨマサ役の鈴木伸之も迫力たっぷりに狂暴な暴走族ぶりを見せていて、最後まで目が離せない。
(2021年7月9日公開)