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映画
北米週末興行収入「怪盗グルーのミニオン超変身」が2週連続1位 2位はニコラス・ケイジのホラー映画「ロングレッグス」
(2024年7月14日18:30)

北米週末興行は12日(現地時間)、コメディ・アニメ映画の「怪盗グルーのミニオン超変身」が1360万ドルの興行収入を記録して2週連続で1位になった。2位はニコラス・ケイジ製作・主演のホラー映画「ロングレッグス」だった。
米興行サイトBox Office Mojoによると、12日金曜日の北米興行収入1位は、前週に続いて3日に公開されたアニメ映画「怪盗グルーのミニオン超変身」(原題:Despicable Me4)で、1360万ドル(約21億4567万円)の興収だった。
同作は、主人公グルーとミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズの4作目で、スピンオフシリーズを含めると6作目。「怪盗グルーのミニオン大脱走」(2917年)の続編となる。妻ルーシーと3姉妹、誕生した息子と賑やかに暮らしていたグルーに、高校の同窓生で因縁の宿敵マキシムから脅迫状が届き、ファミリーを守るために選ばれしミニオンがメガミニオンに変身する。日本では7月19日公開。
2位は、ホラー映画「ロングレッグス」(原題:Longlegs)の興収1000万ドル(約15億7770万円)だった。同作は、ヒッチコック監督の「サイコ」で主人公を演じたアンソニー・パーキンスの息子のオスグッド・パーキンスが脚本・監督を務めたホラー・スリラー映画。主演はマイカ・モンローと、プロデューサーも兼ねているニコラス・ケイジで、連続殺人犯を追跡するFBI捜査官が、事務ンと殺人犯の個人的なつながり気づくというストーリー。「この10年間で最も恐ろしい映画」という評価もあり公開前から話題を呼んでいた。
3位は第88回アカデミー賞で長編アニメ―ション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」の続編「インサイド・ヘッド2」で、興行収入614万3000ドル(約9億7000万円)を記録した。思春期を迎えた少女・ライリーの頭の中で繰り広げられる騒動を描く。6月14日に全米で公開されてヒット中。日本は8月1日公開。
4位は初登場のスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタム共演「フライミー・トゥ・ザ・ムーン」(原題:Fly Me to the Moon)で興収446万5000ドル(約9億7000万円)だった。同作は1969年に米宇宙飛行士2人が人類初の月面着陸に成功したアポロ計画を題材にしたフィクションで、PRマーケテイングのプロ、ケリー(ヨハンソン)が、アポロ計画を全世界にアピールするために、スタッフにそっくりな役者をテレビなどにと登場させるなどニセのイージ戦略を仕掛け、真面目なNASAの発射責任者(テイタム)が反発する。そうしたなか、前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられるという内容。日本は7月19日公開。
5位は、前週3位の「クワイエット・プレイス:DAY1 」で、興収360万ドル(5億6800万円)だった。