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映画
マイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael」(原題)2025年公開決定 キノフィルムズが日本配給
(2024年7月18日13:00)

マイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael」(原題)を、キノフィルムズが日本で配給することをLionsgateとキノフィルムズが18日、発表した。北米はLionsgate、その他の地域はUniversal Pictures Internationalが配給を担当して2025年に公開される。
史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、数々の偉業とともに語り継がれる“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカル『MJ the Musical』は今年で3年目を迎え、ブロードウェイでもソールドアウトが続出するなか、現在北米ツアー中。英・ロンドンのウェストエンドで今年3月にオープンし、今年後半にはドイツのハンブルクで、2025年にはオーストラリアで上演される予定。また、シルク・ドゥ・ソレイユがプロデュースするライブ・ステージ「Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour」と「Michael Jackson ONE」は、それぞれ歴代ツアー・ショーのトップ10とラスベガスのトップ・アトラクションとなっている。その音楽は既存のファンのみに広く共鳴しているだけでなく、世界中で新たなファンを獲得。そして日本でも興行収入50億円を超える大ヒットを記録し、全世界で最も興行収入を上げたライブ・ドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』から16年―。今なお世代を超えて生き続けるキング・オブ・ポップの“ほんとうの物語”が2025年、映画になる。
映画『Michael』(原題)は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を、観客の心を揺さぶる誠実な描写で描く。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す。さらに超豪華映画制作陣が、マイケルの紛れもないクリエイティブな才能を捉え、彼の最も記憶に残る象徴的なパフォーマンスを再現。観客は、これまで世界が知ることのなかった、最も影響力のある、先駆的なアーティストの内面を体験することになるという。
本作は、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズが製作を務める。脚本は3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが担当。そして主演にはマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンを抜擢。今回解禁となったファーストルック(画像)は『デンジャラス・ワールド・ツアー』(92~93年)における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したもの。この愛すべき音楽映画のアイコンにふさわしいビジュアルとなっている。
また、その他のキャストにはアカデミー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが主要な役どころで出演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。
映画『Michael』(原題)はグレアム・キングとマイケル・ジャクソン財団のジョン・ブランカとジョン・マクレインによって製作される。先日、無事にクランクアップを迎え、現在編集中。キノフィルムズは日本において2025年の全国公開を予定している。
■アントワーン・フークア監督らのコメント
この度の日本での発表に向けて届いたアントワーン・フークア監督、プロデューサーのグレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)と、本作の国内配給を手掛ける木下直哉(キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループCEO)のコメントが発表された。
アントワーン・フークア(監督)
「この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう。」
グレアム・キング(プロデューサー)
「日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています。」
木下直哉(国内配給キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループCEO)
「映画『Michael』(原題)の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております。」
【クレジット】
監督:アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『トレーニング デイ』)
脚本:ジョン・ローガン(『アビエイター』『グラディエーター』)
製作:グレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン(マイケル・ジャクソン財団)
出演:ジャファー・ジャクソン、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアー他
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
2025年、全国ロードショー
■LIONSGATE、Lionsgate Studio、GK FILMSについて
Lionsgate(NYSE: LGF.A, LGF.B)は、世界クラスの映画・テレビスタジオ事業と、STARZ
Premium global subscription platformを傘下に持ち、世界中のユーザーにユニークで多彩なエンターテインメン
ト・ポートフォリオを提供しています。Lionsgateの映画、テレビ、サブスクリプション、ロケーションベースのエンターテインメント事業は、20,000タイトルを超えるライブラリーと、象徴的な映画・テレビフランチャイズの貴重なコレクションに支えられている。起業家精神にあふれた企業文化と革新へのコミットメントを原動力とするデジタル時代の企業であるLionsgateブランドは、世界中の観客に向けた大胆で独創的でかつ親しみやすいエンターテイメントの代名詞です。
Lionsgate Studio
Lionsgate Studio(NASDAQ: LION)は、世界有数の独立系上場コンテンツ企業です。多角的な映画・テレビ番組の制作・配給事業、価値あるブランドやフランチャイズの世界クラスのポートフォリオ、タレント・マネージメントと制作を強みに、20,000タイトル以上の映画・テレビ番組ライブラリーを有し、そのすべてがLionsgateの大胆で起業家的な文化によって推進されています。
GK FILMS
GK Filmsは、メジャー映画と独立系長編映画の両方で、トップクラスの創造力を発揮している。アカデミー賞受賞プロデューサーのグレアム・キングが率いる同社は、45本以上の映画を製作・製作総指揮し、国内興行収入は18億ドル以上、世界興行収入は46億ドル以上を記録している。批評家や映画団体から高く評価されたGK Filmsのプロジェクトは、71のアカデミー賞、42のゴールデングローブ賞、66の英国アカデミー映画賞などにノミネートされている。同社は2018年の世界的大ヒット作品『ボヘミアン・ラプソディ』を製作し、主演のラミ・マレックがフレディ・マーキュリーを衝撃的に演じてアカデミー賞®を受賞し、歴代2位の興行収入を記録した音楽伝記映画となった。これまでのGK Filmsのプロジェクトには、マーティン・スコセッシ監督の2006年の犯罪ドラマ『ディパーテッド』があり、グレアム・キングはプロデューサーとしてアカデミー作品賞を受賞した。さらに、GK Filmsは、『ワールド・ウォーZ』、『アルゴ』、『ヒューゴの不思議な発明』、『ランゴ』、『ザ・タウン』、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』、『トラフィック』、『アビエイター』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『ALI アリ』、『ブラッド・ダイヤモンド』等を製作し、高い評価を得ている。今後は、待望のマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』をプロデュースするほか、ビージーズの映画化の開発を進めている。