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映画
北米週末興行 1位「ウルフマン」、2位「ワン・オブ・ゼム・デイズ」
(2025年1月12日11:00)

北米週末興行は1月17 日金曜日(現地時間)、初登場の「ウルフマン」が興行収入445万ドルで1位になった。2位も初登場の「ワン・オブ・ゼム・デイズ」だった。
1位「狼男」
米興行サイトBox Office Mojoによると、17日の北米興行収入は同日公開された「ウルフマン」(原題:Wolf Man)が興収445万ドル(約7億円)で1位になった。
同作は、ホラー映画の古典「狼男」(1941)のリブート版で、「透明人間」のリー・ワネルが監督。「哀れなるものたち」「イット・カムズ・アット・ナイト」などで知られるクリストファー・アボットと、エミー賞助演女優賞を受賞したNetflixドラマ「オザークへようこそ」や映画「アシスタント」(19)などジュリア・ガーナーが主演している。
狼男から妻と娘を守ろうとする家族思いの男が、野生生物に関連するウイルスに感染して狼男に変身していく様子を描いている。
2位「ワン・オブ・ゼム・デイズ」
2位は、これも同日公開の「ワン・オブ・ゼム・デイズ」で、興収は437万5000ドル(約6億8359万円)だった。
同作は、ローレンス・ラモント監督、シリータ・シングルトン脚本によるアメリカの女性バディコメディ映画。キキ・パーマー、SZA(長編映画デビュー)、キャット・ウィリアムズが主演。ウェイトレスのドリュ―と親友でアーティスト志望のアリッサは、アリッサのボーイフレンドと一緒に、厳しい大家が経営する荒れたアパートに住んでいたが、ボーイフレンドが家賃を踏み倒していたことがわかり騒動になる。
3位「ライオン・キング:ムサファ」
3位は昨年12月20日公開された「ライオン・キング:ムサファ」(原題:Mufasa:The Lion King)で興収250万ドル(約3億9000万円)。
同作は、1994年のアニメ映画「ライオン・キング」の2019年実写版リメイク作品の前日譚で続編となるフォトリアルなアニメーション映画。
タンザニアのプライド・ランドを舞台に、マンドリルのラフィキが、ムファサの孫で、シンバとナラの娘であるキアラに2頭のライオン、ムファサとタカの期限の物語を語る。声の出演は、アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr、セス・ローゲンのほかビヨンセと娘のブルー・アイビー・カーターも参加している。監督はアカデミー賞作品賞を受賞した「ムーライト」などのバリー・ジェンキンス。昨年12月20日、日米同時公開された。
4位「ザ・アウトロー2」
4位は「ザ・アウトロー2」(原題:Den of Thieves 2)の興収200万ドル(約3億1250万円)だった。
同作は、犯罪が多発する米ロサンゼルスの街を舞台に、刑事たちと強盗団が繰り広げる激しい攻防を描いたアクションサスペンス「ザ・アウトロー」(2018年)の続編。「Den of Thieves」は「泥棒の巣窟」の意味。ジェラルド・バトラーとオシェア・ジャクソン・ジュニアが前作に引き続き出演し、クリスチャン・グデガストが再び脚本と監督を務める。2003年にアントワープで起きたダイヤモンド強盗事件にインスパイアされた続編は、ヨーロッパを舞台に、バトラー演じるロサンゼルス郡保安局の銃犯罪特捜班のニックが、世界最大のダイヤモンド取引所で強盗を企てるドニー(ジャクソン)を追跡する。
5位「ソニック×シャドウTOKYO MISSION」
5位は「ソニック×シャドウTOKYO MISSION」で興収は172万ドル(約2億6875万円)だった。
同作は映画「ソニック・ザ・ムービー」シリーズの最新作で、セガとソニックの”母国”日本に凱旋。ソニックが新たに登場する人気キャラクター、シャドウと共に、超音速アクションアクションを展開する。東京湾に浮かぶ監獄島に幽閉されていた闇のダークヒーロー「シャドウ」は長い眠りから目覚め、日本を象徴するランドマーク・シティ「東京・渋谷」に降臨。チームソニックが、スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと対峙する。日本は昨年12月27日公開。