-
映画
「サヨナラの引力」 ク・ギョファン、キム・ドヨン監督来日記念ジャパンプレミア 前田敦子花束贈呈
(2026年6月4日8:00)

韓国映画「サヨナラの引力」(7月3日公開)のク・ギョファン、キム・ドヨン監督来日記念ジャパンプレミアが3日、東京・港区のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、前田敦子が花束贈呈に登壇した。以下オフィシャルレポートを公開ーー。
ク・ギョファンは、2026年の韓国芸能界で最も注目を集める俳優の一人。4月にNetflixで配信がスタートしたドラマ「誰だって無価値な自分と闘っている」での繊細かつリアルな演技が日本でも話題を呼んでいる。今回の来日は『脱走』以来、約1年ぶり、二度目。キム・ドヨン監督と共に映画『サヨナラの引力』の撮影秘話や作品へ込めた想いを語った。
また、韓国カルチャーへの関心が高く、映画好きとしても知られる俳優・前田敦子が、花束プレゼンターとして登壇。ク・ギョファン出演作「誰だって無価値な自分と闘っている」『新感染 ファイナル・エクスプレス』、さらにキム・ドヨン監督作『82年生まれ、キム・ジヨン』など数々の韓国作品を追い続けており、以前からク・ギョファンについて「ずっと目を引く存在の俳優さんだった」と語っていた前田が、待望の初対面を果たし、2人に直接質問を投げかけ、本作のテーマにちなんだ恋愛・人生トークで会場を盛り上げた。

待望の来日を待ち構えた大勢のファンを前に、ゲーム作家として「成功したい」という夢を持つ主人公ウノを演じたク・ギョファンは「皆様の前に登壇した瞬間、僕は地元の映画館に来たのかと思いました。このように熱烈に温かく迎えてくださって本当にありがとうございます」と満面の笑みを見せた。ドヨン監督も「日本の観客の皆さん、台風を突っ切って、まるで雨のシーンから始まるこの映画の冒頭のような状況の中、映画館まで足を運んで下さり本当に感動しています」と来場者に感謝しきりだった。
『サヨナラの引力』の日本初お披露目についてク・ギョファンは、「僕らが映画を作るときは、“これは私たちの物語なんだ”と思って一生懸命に作ります。そして、そんな作品が劇場で上映される瞬間、それは皆様の物語になるものだと思います。エンドクレジットが流れた後は、皆さんそれぞれのストーリーで僕らと一緒に本作を完成させてくださいね」と期待を寄せた。

そんなク・ギョファンについてドヨン監督は「私はインディーズ映画時代からク・ギョファンさんの大ファン。非常に魅力的でクリエイティブで素晴らしい俳優だと思っていたので、本作でタッグが組めると決まった時は本当に嬉しかったです」と賛辞を惜しまず、相手役のムン・ガヨンとの共演に「今回の二人の組み合わせは二度とない出会いになるだろうと確信しました」とベストキャスティングだと胸を張った。
一方、ク・ギョファンは「ドヨン監督は尊敬する演出家であり、伝説的な俳優として、いつも一緒に仕事をしてみたいと思っていました。それは良い演出と良い俳優のディレクションを同時に受けることができる機会だと思ったからです。シナリオを貰った時は本当に嬉しくて、とても光栄に思いました」とリスペクト。相手役のムン・ガヨンに対しても尊敬の念を惜しまず、「大ファンであるドヨン監督とムン・ガヨンさんと御一緒する事ができて、このようにふたつの奇跡が同時に起きるなんて。僕にとって本作はプレゼントのようなものです」と声を弾ませていた。

舞台挨拶の中盤には、ホワイトドレスに身をまとった前田敦子が登場し、二人に花束を贈呈。韓国ドラマ『誰だって無価値な自分と闘っている』や映画『新感染 ファイナル・ステージ』などでク・ギョファンに注目していたという前田は、念願の初対面に「今日は私も観客の皆さんと同じ席に座って一緒に観たいくらい、楽しみにしていました。どの作品を観ていても本当に目を引く俳優さんだとずっと注目させていただいていたので、来日してくださり、本当にありがとうございます。も~!久しぶりに緊張しています!」とファンモード全開で喜びを爆発させた。
これにク・ギョファンは「これってすべて録画されていますよね?その映像を僕に送ってください!」とユーモアを交えながら歓待した。また前田はドヨン監督作もチェック済みで、「今回の作品も細かい感情が映像に映し出されていて、いつも質の高いものを観させて頂いております」と尊敬しきりだった。
先んじて本作を鑑賞した前田は、予告編でも流れるバスのエモすぎる再会シーンを大絶賛。なんでも前田には劇中場面のように、偶然、元カレと再会した過去があるのだという。「プライベートなお話ですけど、私にも(乗り物の中で元恋人と再会するという)同じような経験がありまして…」と切り出して「私は仕事帰りで、お相手はご結婚されてハネムーンの帰りだったんじゃないかと思うんですけど、奥様と一緒に同じ飛行機に乗っていたことが。映画と違って、お相手もいらしたのでお互いに目を見る事なく終わりましたが…。とても思い出に残っています」と赤裸々に回想した。ク・ギョファンとドヨン監督は、まさかの似たシチュエーションにビックリ仰天で、ドヨン監督は「前田さんをキャスティングして一度映画化を考えてみたい」などと前田主演の日本版リメイク(!?)に興味津々だった。
最後に前田は「最後まで噛み締めて観ていただきたい映画です。素晴らしいお芝居はもちろんのこと、自分の人生と重ね合わせて、忘れられない作品になること間違いなしだと思っています。ぜひ楽しんでご鑑賞ください」とPR。
ドヨン監督も「韓国の舞台挨拶の際に『真心を込めて作ったその心が届くことを願っています』と挨拶しましたが、それが今、日本にも届いたようです。この映画をふとした時に思い出すような、そんな場面があったら嬉しいです」と期待を込めた。主演のク・ギョファンは「この映画の主人公は皆様です。皆様自身がウノになり、ジョンウォンになる。このストーリーを皆様に差し上げますので、しっかりと受け取っていただきたいです」と呼び掛けながら「ちなみに、この映画を観終わった時にふと誰かを思い出して電話をしてください、とは言っていませんからね!その点、ご注意ください」とジョークを交えながら最後まで日本の観客との交流を楽しんでいた。








【STORY】
2008年の夏、ソウル。大学生のウノとジョンウォンは長距離バスの中で運命的に出会う。
ゲーム作家を夢見るウノと、建築家に憧れるジョンウォン。
夢と不安を抱えた都会の日々の中で支え合ううちに、二人はやがて恋に落ち、深く愛し合う。
しかし、若さゆえに抗えない現実の厳しさから、別れを選ぶ――。
それから10年が経った2024年の夏、二人はソウル行きの飛行機で偶然再会する。
あの頃の思い出を振り返る中で、ウノはずっと胸の奥にしまっていた問いをジョンウォンに投げかける。「もしもあの時…」。
【クレジット】
監督:キム・ドヨン『82年生まれ、キム・ジヨン』
出演:ク・ギョファン『脱走』『キル・ボクスン』「寄生獣 ーザ・グレイー」、ムン・ガヨン「瑞草洞<ソチョドン>」「女神降臨」
2025年/韓国/韓国語・英語/115分/ユニビジウム/5.1ch/カラー・モノクロ/原題:만약에 우리/英題:ONCE WE WERE US/字幕翻訳:福留友子
提供:KDDI 配給:日活/KDDI © 2025 KC VENTURES CO., LTD AND K WAVE MEDIA LTD ALL RIGHTS RESERVED.
sayonara-inryoku.jp 公式X/Instagram:sayonara_eiga
7月3日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開