映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇

(2026年8月29日9:45)

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
登壇した㊧から堀田真由、倉田瑛茉、坂口健太郎、早瀬憩、中野量太監督(28日、東京・新宿区の新宿ピカデリーで)

映画「私はあなたを知らない、」の初日舞台挨拶が28日、都内で行われ、主演・西山夕平役の坂口健太郎をはじめ、夕平の運命を大きく動かす朝子役の早瀬憩、シングルマザーの母・紗月を演じた堀田真由、そして中野量太監督が登壇し、本作にかけてきた熱い気持ちと見どころを語った。また、スペシャルゲストとして倉田瑛茉もサプライズ登壇し、作品のキーアイテムとなるサボテン型のバルーンを贈呈した。以下、オフィシャルレポートを公開。

監督と初タッグとなる坂口が演じるのは、狂おしいまでに”家族“という幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまうという重い罪を犯してしまった孤独な青年。あの日一体何があったのか? 何を思っていたのか? 封印した記憶と真実に触れた時、心が揺らぎはじめるー。愛とは、憎しみとは、そして人を赦すこととは何か。日仏共同製作で描く、感動のヒューマンサスペンス。

満員御礼で実施されたこの日、狂おしいほどに幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまう孤独な青年・西山夕平を演じた坂口は「公開初日です!皆さん、おめでとうございます!」と念願の封切りを喜びながら「映画を観終わったばかりで消化できていないかもしれませんが、いかがでしたでしょうか?」と客席に呼び掛けると、割れんばかりの拍手の嵐。好意的反応に坂口は「こういう拍手は…幸せな時間ですね」と喜びを噛みしめていた。  

 改めて本作について坂口は「初めて作品を観た時は、凄いものが出来たなと思いました。僕は鑑賞後に考えさせてくれる時間のある作品が好きなので、観終わった時に監督に“凄いものが出来ましたね!”とお伝えしました」と絶賛。13年前に母を殺したという夕平と対峙する東浜朝子役の早瀬も「家族や愛の形を深く考えさせられました。人生観を変えてもらえた作品です」としみじみ。夕平の元恋人であり朝子の母である東浜紗月役の堀田は「私は昔から中野監督の大ファンだったので、御一緒出来たことが私にとっては夢が叶ったような出来事で、自分が出演しているのを抜きにしても素晴らしい映画だと思いました」と感激しきりだった。

   構想5年の歳月をかけて本作を完成させた中野監督は、本作が商業監督デビュー作『湯を沸かすほどの熱い愛』以来およそ10年ぶりのオリジナル作品である事に触れて「自分の中のものを100%出さなければオリジナルとは言えませんが、今の僕の出せる力はすべて出し切ったので、この映画が最高傑作になったら良いなあと思います」と願っていた。

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
坂口健太郎

 西山夕平を演じるにあたり、「彼の一番の共感者でありたい」という思いで現場に臨んだという坂口は、中野監督の演出について「中野監督の演出は繊細。僕もここまでの感情は普段出さないというところを出したりしたので、恥ずかしさを感じました。毎日くたくたにはなったけれど、幸せな時間の積み重ねでした」と回想した。

 フリップトークでは「撮影中に一番幸せを感じた(知った)瞬間や出来事」をそれぞれ発表。坂口は「任せますの一言」と書いて「撮影のクランクアップのシーンで、中野監督が『このシーンは坂口さんに任せます』と言ってくださった。信頼関係が構築できたからこそ、その一言を頂けたのだろうし、それまで積み重ねて撮ってきたものが夕平にちゃんとなれた証なのかなと思えて。この時は凄く嬉しかったです」と喜んだ。

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
早瀬憩
映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
堀田真由

 早瀬は「〇〇になれたこと」と書いて「でもこれはネタバレになるから言ってもいいことなのか名…。映画を観た方はわかると思いますが、漢字だと3文字です!」とヒントを与えて笑いを誘っていた。
 堀田は「出会うはずのない3人!?」と書いて「撮影現場に朝子の幼少期を演じた倉田瑛茉ちゃんと憩ちゃんがいらして、劇中では絶対に出会うはずのない世界線なのに、私と3人で他愛のない会話をしている時が幸せでした」と懐かしんだ。中野監督は「表情」と書いて「監督が一番嬉しい事は、いい芝居が撮れた時ですからね」と本作への手応えを伺わせた。  

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
サボテン型バルーンを持って登壇した子役の倉田瑛茉

 そんな中、劇中の重要アイテムであるサボテンにちなんで、サボテン型バルーンを持って子役の倉田がサプライズ登場。公開初日を祝いながら坂口に「読んでください」とカードを渡した。カードを受け取った坂口は中身を確認し「へえ~!あ、そうですか~」と読み上げることなく自分一人で内容を堪能。早瀬や堀田から「教えて!教えて!」と請われると、こう読み上げた。「祝『私はあなたを知らない、』フランス、韓国、台湾での公開が決定しました!」と。拍手喝采の中、坂口は「凄い!凄い!」と喜びながら「瑛茉ちゃんが決めて来てくれたのかな?」などと感想を漏らして笑いを誘っていた。  

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇
中野量太監督

 最後に中野監督は、SNS等での観客それぞれの感想拡散を期待して、坂口も「僕もよくエゴサーチをしているので、感想を教えていただけたら嬉しいです。映画は初日が幕を開けたらお客様皆さんのものになると思っています。皆さんの手に作品が届くことは凄く嬉しいですし、色々な感想、捉え方を皆さんの中で育んで、小さな芽に水をあげて大木にしていただけたら嬉しいです」と呼び掛けていた。

映画「私はあなたを知らない、」初日舞台挨拶 坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、中野量太監督登壇 
「私はあなたを知らない、」場面写真

【Story】
西山夕平(28)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは。彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝いていった。そしてある日、紗月から自分の5歳の娘・朝子を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。紗月と朝子との生活が、これまで知らなかった“家族”という幸せの形を知り、夕平の心を開放していくが…。

【クレジット】
出演:坂口健太郎 早瀬憩 堀田真由 倉田瑛茉 稲垣来泉 和田光沙 片山友希 畦田ひとみ 田牧そら  渡辺真起子 足立智充 黒田大輔 滝藤賢一 / 原田美枝子
原案・脚本・監督:中野量太
音楽:世武裕子
製作総指揮:藤本 款 プロデューサー:深瀬和美  若林雄介 撮影:岩永洋 照明:谷本幸治 録音:猪股正幸 美術:黒川通利 
装飾:松尾文子 衣裳:西留由起子 ヘアメイク:板垣実和、廣瀬瑠美 編集:瀧田隆一 音響効果:勝亦さくら 監督補:塩崎遵 
制作担当:長島紗知 キャスティングディレクター:杉野 剛 ラインプロデューサー:天野佑亮
製作:「私はあなたを知らない、」製作委員会 共同製作:Pyramide Productions 制作プロダクション:パイプライン 製作幹事・配給:クロックワークス  助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
  (c)IDKYPs./Pyramide Productions
2026年/日本・フランス/カラー/シネマスコープ/5.1ch/126分 映倫区分G
公式HP:watashiramovie.com
公式X :@watashiramovie #映画私知ら
2026年8月28日(金)より新宿ピカデリー他全国絶賛公開中