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池江璃花子が退院報告「2024年パリ五輪でメダル獲得を目標」

(2019年12月17日)

2月に白血病を公表して治療を続けていた競泳女子の池江璃花子選手(19=ルネッサンス)が17日、退院したことをインスタグラムなどで報告して「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたい」などと直筆コメントで抱負を明かした。

池江選手は直筆のメッセージを自身のツイッターとインスタグラムで公表して「辛くて長い日々でしたが、皆様からの励ましのメッセージを見て、早く戻りたい強く思うことができました。応援してくださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです」などと退院した心境をつづった。
闘病生活で「失ったものが多いのではと思った方もいらっしゃると思いますが、私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました」と入院生活を振り返った。
「今後の競技活動については医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始します。それまでは基礎体力をつけながら陸上トレーニングをしていく予定です」と具体的な復帰プランも明かした。
そして「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたいと思います」と今後の目標を明らかにした。
池江選手はインスタグラムに直筆のメッセージと共に最近の写真も公開した。

池江選手のマネジメント会社は池江選手の退院を報告して、病名は急性リンパ性白血病だったことを初めて明かした。化学療法による治療を行ったが、治療期間中に合併症を併発したため化学療法の継続が困難となり造血幹細胞移植を行ったという。その後、寛解(かんかい)と診断されて体調も安定したため退院することができたという。