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タイガー・ウッズ、シーダーズ・サイナイ病院に転院 専門医「1年以内に復帰できる」

(2021年2月27日9:00)

タイガー・ウッズ、手術を受け「目を覚まして応対している」 タイガーの慈善財団が声明
(転院したタイガー=インスタグラムから)

23日(現地時間)、ロサンゼルス郊外で交通事故を起こして右足複雑骨折など重傷を負いハーバーUCLAメディカルセンターに搬送されて緊急手術を受けたタイガー・ウッズ(45)が、ロサンゼルスのシーダース・サイナイ・メディカルセンターに転院したことが分かった。ある専門医は「1年以内に復帰できる」と指摘したという。

米サイト「TMZ」によると、タイガーは彼の治療を継続するためにロサンゼルスの有名なシダーズサイナイメディカルセンターに転院したという。ハーバーUCLAメディカルセンターのタイガーの医療チームは転院したことを認めてタイガーを賞賛したという。

「タイガー・ウッズ氏は整形外科的ケアと回復を継続するためにシダーズ・サイナイ・メディカル・センターに移された」 と、ハーバー-UCLAメディカル・センターのアニッシュ・マハジャン最高医療責任者は語ったという。そして「私たちのスタッフを代表して、私たちの世代で最も偉大なアスリートの一人に整形外科的外傷治療を提供できたことを光栄に思います」と述べたという。

当局によると、タイガーのけがを治療するのに最も設備が整っていて、最も近い病院だったため、ハーバーUCLAメディカルセンターに搬送されたとのことです。タイガーは右足に大きなけがを負った。開放骨折や粉砕骨折の重傷で長時間の手術を受けた。ロッドを埋め込んだりピンとネジを組み合わせて損傷した右脚と足首を修復した。

今回の事故でタイガーのゴルファーとしての生命の危機を指摘する声も上がっているが、医師のOz氏はタイガーは完全に回復し、「1年以内にゴルフコースに戻ることができる」と指摘したという。

タイガーの事故を調査している保安官は、純粋な事故で刑事事件になることはないと語ったという。保安官のアレックス・ヴィラヌエバはタイガーが無謀運転罪に問われるかどうかを記者に聞かれて「これは純粋に事故だ」と語り、タイガーが酒や薬物の影響下にあったことを示す証拠は何もないと説明したという。事故現場に最初に駆けつけたカルロス・ゴンザレス保安官代理の話では、タイガーは意識がはっきりしていてシラフだったという。明らかな兆候が無かったため、タイガーから血液サンプルは採取していないという。