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三角型UFOのビデオの映像流出 ペンタゴンが本物と認める

(2021年4月17日12:00)

空を不規則に飛行する三角形の物体を暗視装置を使って映したビデオがネット上に流出して米国で注目を集め、ペンタゴン(米国防総省)はそのビデオを本物と認めたという。新たに浮上した「UFO映像」をドキュメンタリー監督がインスタグラムで公開した。

米サイト「TMZ」によると、問題のビデオは米海軍パイロットが暗視装置を使って撮影したもので、映像はわずか数秒の短いものだが、SF映画に出てくるようなミステリアスな映像だ。現在、米国防総省はこのビデオが本物であることを確認しているだけでなく、この物体をUAP(未確認航空現象)、またはUFOと呼んでいるという。三角形の飛行物体のビデオがいつ、どこで撮影されたかは不明だという。

アーティストでドキュメンタリー映画の監督のジェレミー・コーベル(44)はこの映像を自身のインスタグラムに投稿して「米海軍はピラミッド型のUFOと球状の高度なトランスメディウム・ビークルを撮影したが、ここにその映像がある」としている。そして「2020年5月1日、海軍情報局(ONI)を通じて、UFO/UAPの存在についての機密扱いのブリーフィングが行われました。このブリーフィングを知る人は、UAP問題の汚名を返上し、UAPの侵入や現役軍人との遭遇に関する情報収集を促進することが目的だったと私に語った」という。
そして「私はこれらの、そして他のUAP関連のブリーフィングに関する情報を入手することができました。また未分類のスライドや、私がこれまでに見た中で最も興味をそそられる軍が撮影したUAP映像もありました。これらのコンテンツを取り巻く状況を理解することは重要であり、この新しい証拠が皆さんに注目していただく価値があることを理解していただきたいと思います」としている。

■米国防総省は「未確認の飛行現象」の映像3本を公開

米国防総省は昨年4月、海軍機パイロットが撮影した不審な飛行物体の映像3本を公開した。過去にメディアに流出し、未確認飛行物体(UFO)の可能性があると波紋を広げていた映像で、同省が公式に開示したのは初めて。2015年に撮影された映像では複数の物体が空中を移動し、うち1つは回転していて「おい、あれを見ろよ! 回っているぞ!」というパイロットの声が記録されていた。同省は「映像に見られる飛行現象は『未確認』と分類されたままだ」としていた。

国防総省は、昨年8月にUAPの目撃情報を調査する専門調査団を設立し、「国防総省と各軍部は、無許可の航空機による訓練場や指定空域への侵入を非常に深刻に受け止め、各報告を調査している」 という。UFO/UAPの全容解明が待たれる。