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大坂なおみ、ジョージ・フロイドさん事件で元警官に有罪評決にコメント「当たり前のことを祝うことに悲しくなった」
(2021年4月22日11:45)
黒人男性ジョージ・フロイドさん(当時46)殺害事件で米ミネソタ州の陪審団は20日(現地時間)、元警官デレク・ショーヴィン被告(45)に有罪の評決を下したことに大坂なおみ(23)が自身のインスタグラムに「当たり前のことを祝うことに悲しくなった」などとコメントを発表した。
大坂はインスタグラムに生前のジョージ・フロイドさんと娘のツーショット写真を投稿し、コメントを発表した。
「祝福のツイートをしようとしたけど、きわめて当たり前のことを祝福しようとしていることに悲しくなった」とした上で「事実はこの結果が出るまでに私たちが息をひそめるようなたくさんの不正義が起きてきたということです」とつづった。
大坂は昨年5月に起きたジョージ・フロイドさん事件をきっかけに全米に拡大した人種差別に抗議する「#BlackLivesMatter」(黒人の命も大切だ)の運動を支持し、昨年8月から9月にかけて行われた全米オープンでは、決勝までの7試合にフロイドさんを含めた白人警官らに不当に殺害された7人の黒人被害者の名前を記したマスクをして会場入りして人種差別に抗議し反響を呼んだ。(左の写真=インスタグラムから)