小室圭さん&眞子さんが結婚会見結婚への熱い思い・小室さんの母親の金銭トラブル・「誤った報道」etc.

(2021年10月26日17:10)

小室圭さん&眞子さんが結婚会見 異例の質疑応答とりやめ
記者会見する小室圭さん㊧と眞子さん(26日放送のTBS系「眞子さま結婚SP」から)

秋篠宮家の長女眞子さま(29)が26日、小室圭さん(30)と結婚して皇室を離れ小室眞子さんとなった。同日午前、代理人の宮内庁の職員が婚姻届けを自治体に提出した。 2人は同日午後、都内のホテルで記者会見を行い結婚への思いや小室さんの母親の金銭トラブルや「誤った報道」について語ったが質疑応答はなく記者から事前に寄せられた質問に文書で答える異例の会見となった。

会見の冒頭で眞子さんは「現在新型コロナウイルス感染症の影響が続き大変な思いをされている多くの方々にお見舞いを申し上げます。そして困難な中にある人を助けわたくしたちの生活を支えて下さっている方々に深く感謝申し上げます」とコロナ禍の状況に言及した。そして皇族としての仕事や結婚について、記者会見のために用意した文書を読みながら語った。

■眞子さん「わたくしたちにとって結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きてゆくために必要な選択」

「本日皆様にお伝えしたいことがあるためこのような場を設けました。わたくしが皇族として過ごしてきた中で抱いてきた感謝の気持ち、私たちの結婚を心配し応援してくださった方々への感謝、これまでの出来事の中でわたくしたちが感じてきたことや結婚への思いなどについてお話ししたいと思います。
これまでお優しいお導きのもと、皇族としての仕事を自分なりにできる限り大切に果たそうと努めて参りました。この30年間たくさんの方々に助けられ見守られ支えられてきました。心を込めてわたくしと一緒に仕事をして下さった方々に心から感謝申し上げます。訪問した先々ではたくさんの方々が優しい言葉と笑顔で迎えて下さいました。直接お目にかかる機会のあった方も、お目にかかることがなかった方も、わたくしに温かい気持ちを向けて下さったすべての方々に心から感謝申し上げます数々の出会いがわたくしにとってどれほど大切であったか到底言い表すことが出来そうにありません。これは今後も決して変わらない思いです」

「わたくしと圭さんの結婚について様々な考え方があることは承知しております。ご迷惑をお掛けすることになってしまった方々には大変申し訳なく思っております。またわたくしのことを思い静かに心配してくださった方々や、事実に基づかない情報にまどわされず、わたくしと圭さんを変わらずに応援してくださった方々に感謝しております。
わたくしにとって圭さんはかけがいのない存在です。そしてわたくしたちにとって結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きてゆくために必要な選択でした」

続いて圭さんが文書を読みながら結婚への思いを明かした。
「わたくしは眞子さんを愛しております。一度きりの人生を愛する人とともに過ごしたいと思っています。これまで幸せな時もそうでない時も、様々な気持ちを二人で分かち合い励まし合ってきました。
この度の結婚に関してご迷惑をお掛けしてしまった方には大変申し訳なく思っております。いろいろなことがありましたが眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、眞子さんとこれまでまわりでわたくしたちを支えて下さった方々のおかげです。心から感謝申し上げます」

■眞子さん「圭さんのお母様の元婚約者への対応はわたくしがお願いした方向で進めて頂きました」

「本日までわたくしが公に発言する機会は限られてきました。そのために生まれてしまった誤解もあったと思います。一部の方はご存じのように婚約に関する報道が出て以降圭さんが独断で動いたことはありませんでした。例えば圭さんのお母様の元婚約者への対応はわたくしがお願いした方向で進めて頂きました。圭さんの留学については圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいとわたくしがお願いしました。 留学に際してわたくしは一切の援助をできませんでしたが、圭さんが厳しい状況のなか努力してくれたことをありがたく思っております。
圭さんのすることが独断で行われていると批判されわたくしの気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れるたびに、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともにつらく悲しい思いを致しました。厳しい状況の中でも圭さんを信じ続けて下さった方々に感謝しております」

■小室さん、金銭トラブルについて「解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません」

続いて小室さんが母親と元婚約者の金銭トラブルについて明らかにした。
「わたくしの母と元婚約者の方との金銭トラブルと言われている事柄について詳しい経緯は本年4月に公表した通りです。元婚約者の方には公表した文書でも書いたように、これまでも折に触れてわたくしとわたくしの母からお礼を申し上げており今も感謝しております。本年4月に解決金をお渡しすることによる解決を提案したところ、母と会うことが重要であるというお返事をいただきました。しかし母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことにはドクターストップがかかっています。そのためわたくしが母に変わって対応したいと思い、母の代理人弁護士を通じてそのことをお伝えしました。元婚約者の方からは元婚約者の窓口になっている週刊誌の記者の方を通じて前向きなお返事をいただいております。解決に向けてわたくしができる限り対応したいと思います。解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。
この数年間誤った情報があたかも事実であるように扱われ誹謗中傷が続いたことにより眞子さんが心身に不調をきたしたことをとても悲しく思います。わたくしの母も心身に不調をきたし仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています。このような苦しい状況にあったわたくしたちを助けて下さった多くの方々に大変感謝しています。
わたくしは眞子さんと温かい家庭を築いていきたいと思います。同時にこれからもできる限りのことをして眞子さんをお支えしていきたいと思います。幸せな時もそうでない時も寄り添え合えるかけがいのない存在であり続けたいと考えております」

■眞子さん「二人で力を合わせてともに歩いていきたいと思っております」

「わたくしたちは二人で生活を始めることになります。これから生きていく中でまた違った形での困難があると思います。しかしこれまでもそうであったように二人で力を合わせてともに歩いていきたいと思っております。これまでわたくしたちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのはお互いの存在と励まし応援してくださる方々の存在があったからです。今心を守りながら生きることに困難を感じ傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによってより多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」

事前に記者から提出された質問には文書で答えることになり回答の文書が宮内庁記者クラブに渡されたた後に二人は立ち上がって「ありがとうございました」と述べて会見は終了となった。

4年前の2017年9月に2人そろって婚約内定を発表したが、小室さんの母親と元婚約者の金銭トラブルが週刊誌などに報じられ紆余曲折があってようやくゴールインとなった。女性皇族の結婚に伴う儀式や結婚式は行われず、皇室を離れる際の1億数千万円の一時金を眞子さまが辞退して支給されないという異例の形になった。2人は、国際基督教大学の学友として出会い、4年前の婚約会見では20代の早い時期から結婚を意識されたことを明かしていた。

記者会見で質疑応答を決めたことについて宮内庁は25日、「眞子さまは事前にいただいた質問の中に、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねないものが、含まれていることに強い衝撃を受けられた。そのような質問がカメラが入り、多くの人に囲まれた会場で読み上げられ、それに対して口頭でお答えになることを想像するだけで、恐怖心がよみがえるという強い不安を感じられた」とした上で「以上のことから、口頭での質疑応答は、不可能であると思われた」としていた。
また「眞子さまは、ぎりぎりまで、口頭で回答することができないかとお考えになっておられたが、今申し上げた強い不安を払拭(ふっしょく)することができず口頭でのお答えはできないが、いただいた質問にはお答えになるべきとお考えになり、文書での回答とされたところである」としている。

宮内庁は今月1日、26日に結婚することを発表した際に眞子さまが結婚に関連してご自身と家族や小室圭さん一家への誹謗中傷と感じられる出来事を長期にわたって反復的に体験されたことで精神的苦痛を感じて、医師から「複雑性PTSD」と診断される状態になっていることを明らかにしていた。

眞子さんは記者会見後は2人で都内のマンションに入居して、渡航手続きが整ってから渡米してニューヨークで小室さんとの生活をスタートする。