ネッシー大捜索 過去50年で最大規模のネス湖捜索

(2023年8月8日9:15)

ネッシー大捜索 過去50年で最大規模のネス湖捜索
ネッシー大捜索を報じるTMZ

ネス湖に清掃するといわれる伝説のモンスター、ネッシーの隠れる日々はもうすぐ終わるかもしれない!?ネッシー発見のために過去50年で最大の大規模な捜索が8月下旬に行われることが分かった。米メディアが報じた。

米TMZによると、ネス湖沿いにあるドラムナドロチットのネス湖センターは、ネス湖探検のボランティア研究グループと手を組み、ネス湖に生息すると噂されるネッシーを捜索するための大規模な取り組みを行う。

ネッシーは首の長い恐竜と形容され、今でも存在するといわれている。目撃したと主張する人たちからの目撃情報は数十年前からあった。

ネス湖センターによれば、今回の最新の捜索は70年代初頭以来、過去50年で最大のもので、2つのグループは最新鋭の機材を大量に投入して作業を行なうという。

その中には、赤外線ドローン、赤外線カメラ、水中の音響信号を拾うハイドロフォンなどが含まれ、8月26日と27日の2日間にわたって捜索が行われるという。彼らは世界中のモンスターハンターに、この楽しく極めて真剣な探検に参加するよう呼びかけているという。

ネッシー探索に参加を希望する人たちは、様々な場所に配置され、道具の使い方、何を探すべきか…そして目撃情報を記録する方法について指示を受けるという。また、追加料金を払えば、ボートツアーを予約し、捜索中のネス湖でソナー音を聞くこともできるという。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ネッシーの証拠を見つけようとする執念は、何世紀も前にアイルランドの修道士が中世にネス湖から流れるネス川沿いで怪物に遭遇したと言われたことから始まったという。そして何十年もの間、ネッシーマニアたちは、その生き物の証拠をとらえようと、湖に足を踏み入れてきた。

1933年、ホテルの支配人アルディ・マッケイが湖でクジラのような生き物と遭遇したという報告が出るまで、この生き物は地元の伝説であり続けた。その翌年、ネッシーが湖面から首を出している象徴的なモノクロ写真が世界中を駆け巡ったが、その写真は数十年後に撮影した人物が捏造と告白して偽物と判明した。

2019年、研究者たちがネッシーは淡水プレシオサウルス(約6600万年前に絶滅した水棲の首の長い獣)の一種ではないかとの説を唱えたことで、ロッホネス・モンスターが再び脚光を浴びることになった。また、ネッシーは実は巨大なウナギだったという説も浮上したが、湖のDNA調査で大型うなぎが湖に生息していた形跡がなかったことから、この説は今年初めに否定された。何度も頓挫しているにもかかわらず、ネッシー愛好家たちは湖の探索を続けており、公式ネス湖モンスター目撃記録簿によれば、約1,148件の目撃情報が記録されている。今年は少なくとも3件、2022年には6件の目撃情報が報告されているという。果たして、今回の大捜索でネッシーは発見されるのか注目あれる。