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山口達也元メンバー、酒気帯び運転で略式起訴 謝罪コメント発表 アルコール依存症の治療中だった

(2020年11月20日10:50)

山口達也元メンバー、酒気帯び運転で略式起訴 謝罪コメント発表
(山口達也元メンバー)

9月22日、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で警視庁に逮捕され2日後に釈放されたTOKIOの山口達也元メンバー(48)について東京区検は18日、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で略式起訴した。山口元メンバーは19日、マスコミ各社に謝罪コメントを発表。アルコール依存症の治療中だったことを初めて明らかにした。

■山口元メンバーの謝罪コメント全文

「報道関係各位
この度は私の起こしたオートバイによる酒気帯び運転事故で被害者並びに多くの皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます
第2の社会人生活を送るため、アルコール依存症を克服しようと努めて参りました
しかしながら、今回の飲酒運転という行動についてはアルコール依存症以前の問題であって弁明の余地はなく、真摯にその罪を償っていく所存です
そして、多感な時期の子供を持つ親としての自覚の下、再度専門医のご指導を仰ぎ、これ以上信頼を裏切ることのないよう努めて参ります
この度は誠に申し訳ありませんでした」

■山口元メンバーの実兄が経過を報告

また、山口元メンバーの実兄が、身元引受人として経過などを報告した。山口元メンバーは2018年5月にジャニーズ事務所を退所後、アルコール依存症と診断され、同年5月から19年4月まで専門病院で入院治療を受け、19年5月からは通院治療を続けていたという。実兄は「治療は順調に進んでいると親族一同信じておりましたが、この度の事故を受けて私共の認識が甘かったことを痛感しております。ただ、今回の事故はアルコール依存症とは別に、飲酒運転そのものに対する本人の認識の甘さに起因するものであり、この点についての本人の自覚と猛省が必要であると考えております。今後は本人がアルコール依存症を克服し、再び社会生活を送るための力となれますよう、今まで以上に支えていきたいと思います」としている。 

山口元メンバーは9月22日午前9時半ごろ、東京・練馬区でバイクを運転中に信号待ちをしていた前方の車に追突する事故を起こした。駆け付けた警官が山口元メンバーの呼気を検査したところ、基準値を大幅に超えるアルコール0.75mg(呼気1ℓ中)が検出されたため酒気帯び運転で警視庁練馬署が現行犯逮捕した。バイクで友人宅に向かう途中だったという。追突された車の運転者や山口元メンバーにけがはなかった。逮捕から2日後に釈放されて東京地検が任意で捜査を続けていた。

今回略式起訴となったことで公判はなく罰金を納付して刑事罰は終了となる。今後は行政処分を受けることになる。酒気帯び運転の行政処分は0.15mg以上0.25mg未満が免許停止90日。0.25mg以上は免許取り消し(欠格期間2年)で、山口元メンバーは免許取り消しになるとみられる。

山口元メンバーは2018年4月に酒を飲んで女子高生にキスをするなどした強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検(不起訴)され、ジャニーズ事務所から契約を解除されTOKIOから脱退した。