秋野暢子、食道がんを公表「絶対に鬼退治してやる!と決めました」

(2022年7月4日17:30)

秋野暢子、食道がんを公表「絶対に鬼退治してやる!と決めました」
食道がんを公表した秋野暢子(オフィシャルブログより)

女優の秋野暢子(65)が頸部食道がんの重複がんを発症したことを4日、自身のブログで公表した。「ステージは2〜3」だが、他の臓器に転移はみられず「絶対に鬼退治してやる❗と決めました」と完治に向け治療することを明らかにした。

秋野はブログで「私が癌?エッ!って感じです。」というタイトルで「そうなんです。食道がんになってしまいました。ビ・ビックリ❗です。今まで健康に留意し、毎年定期検診も受けて、食べ物に気をつけて、運動も定期的に続け、睡眠も大切にしてきて、また、それらを皆様に発信してきた私が…………まさか、ガンになるとは考えもしなかったんです。でも、確実に突然、ガンは登場しました」とがんを発症したことを報告した。

さらに「今や、ガンは日本人の二人に一人かかる病気だと聞いていましたが、確かに病院にいくと、受付も待合室も検査室も人、人でごった返してます。なんと一日1500〜1800人の患者さんがなにかしらの腫瘍で来院されているそうです。もう、国民病と呼ばれている事にも納得しました」と日本のがん発症の現状について言及した。

「私のガンは頸部食道がんの重複ガンです。重複ガンとは転移したのではなく、数カ所同時ぐらいにできるんだそうです。食道の上下に3箇所みつかりました。ステージは2〜3だそうです。でも、今ところ他の臓器に転移はみられません」という。「今の状態は、水や固形物を飲み込みにくくガンの1つが食道を塞ぎ始めているための症状だそうです」としている。

「今週中に療法方針が決定します。2ヶ月から3ヶ月かかるのかなぁ〜治療方針によっては、もっとかかるかもしれませんが。とにかく、出来てしまったモノは仕方ない、今日からガンという鬼との闘いが始まります。絶対に鬼退治してやる❗と決めました。幸い、ポジティブで暢気な性格なので落ち込むこともなく、闘い抜くための勇気が湧いてきています。今日からしっかり生き抜いてまいります。同じ病気をお持ちの方々に、私の一例ではありますが、なにか参考になればと願ってブログで病気のことも、アップしていきますね。『Facebook、Instagramは一時お休みします』」という。
そして「とにかく、信頼できる主治医の先生にお逢いできたので、鬼退治の戦闘モードにしっかりはいりました。また、バリ元気な姿で皆さんとお逢いできる日を楽しみにしてます」などとつづった。

所属事務所によると、入院治療の期間は約3か月の予定で、芸能活動は休止するという。

■秋野暢子(あきの・ようこ)

1957年1月18日うまれ。大阪府出身。大阪ミナミの呉服屋の末娘として生まれる。小学校の学芸会でエンピツの役をもらい初舞台を踏んだ事がきっかけになり演劇の道に進む。中学、高校と演劇部に在籍。1974年NHK銀河テレビ小説「おおさか・三月(みつき)・三年(さんねん)」のウエイトレス役でデビュー。1975年NHK朝のテレビ小説「おはようさん」の主役殿村鮎子役に抜擢される。TBSドラマ「赤い運命」では山口百恵と共演し、インパクトの強い役を好演。1986年ヘラルド映画「片翼だけの天使」ではキネマ旬報主演女優賞を受賞。CD発売、ダイエット本発売やイベント、講演会など多方面に活躍の場を広げている。また「元祖カープ女子」として、広島東洋カープを応援し続けている。(所属事務所の公式サイトから)