三浦春馬さん三回忌 築地本願寺に納骨 母親がコメント「ファンの皆様が心を寄せることができる場所を」

(2022年7月18日21:30)

三浦春馬さん三回忌 築地本願寺に納骨 母親がコメント「ファンの皆様が心を寄せることができる場所を」
三浦春馬さん(公式サイトから)

2020年7月18日に30歳で亡くなった俳優三浦春馬さんの三回忌にあたる18日、所属事務所のアミューズが公式サイトで東京・中央区の築地本願寺に納骨されたことを報告した。「ファンの皆様が心を寄せることができる場所を」との母親の意向で決まったという。

サイトでは「いつも三浦春馬にたくさんの温かな想いをありがとうございます。三回忌となる本日。7月18日を迎えるにあたり、お母様の『ファンの皆様が心を寄せることができる場所を用意したい』というご意向のもと、 先日、築地本願寺に納骨が行われましたことをご報告申し上げます」と報告した。
そして「お母様よりファンの皆様へのメッセージをお預かりしております」として母親のメッセージを紹介した。(以下全文)

「いつも春馬のことを愛してくださりありがとうございます。あの日から二年という月日が経ちました。
この間、多くのファンの皆様からの大きな愛を感じながら、春馬のそばで少しずつ前を向きながら過ごしてまいりました。今まで、皆様に気持ちをお寄せいただける場所をご用意できなかったことを心苦しく思っておりました。
そして、三回忌となる7月18日を迎えるにあたり、事務所の方々にたくさん相談し、このたび築地本願寺に納骨させていただくことを決めました。これが皆様のことを何よりも大切に思っていた彼のために、今私ができることだと思っております。これからはこの場所が、春馬を愛してくださる皆様にとって温かな場になることを心から願っています。
私自身、まだまだ不安定な気持ちの中で日々を過ごしております。ファンの皆様の、春馬を想ってくださるお気持ちに励まされながらも、一方で、彼や彼が大切にしてきた仲間たちや作品を傷つける声に大変悲しく思っております。心静かに故人を偲ぶことができるよう、重ねてのお願いにはなりますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。」

そして事務所として「いまだご遺族に対する一部週刊誌等メディアの執拗な取材行為や、デモ、集会などでの度を超えた言動に心を痛めております。彼を大切に思う方々がこれ以上傷つくことがないよう、どうかご配慮いただきますようお願い申し上げます」と要請。
「なお、築地本願寺へご参拝いただく場合は、本堂にお参りください。あわせて、お花やお供物などの墓前へのお供えはお受けすることができないため、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。皆様が心穏やかに三浦春馬を想っていただけるよう、心より願っております」としている。