米倉涼子、主演ミュージカル「CHICAGO」降板「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」 インスタでコメント「断腸の思いで決断」

(2022年9月29日13:30)

女優の米倉涼子(47)が、急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害のために、主演する予定だったブロードウェイミュージカル「CHICAGO」のブロードウェイ公演と来日公演を降板することが28日、同ミュージカルの公式サイトで発表された。米倉は29日、自身のインスタグラムで「断腸の思いでこの決断に至りました」などと日本語と英語で無念のコメントを発表した。

米倉は自身のインスタグラムに長文のコメントを投稿して鋼板について説明した。
「断腸の思いでこの決断に至りました…お医者様からの半年は無理な動作は控えた方が良いというご意見でもありこのリスクを抱えてNYに行ってもキャストをはじめ、俳優業界の皆様にご迷惑をおかけする事になり、コロナ禍にも関わらず、日本をはじめ、海外から来てくださったファンの皆様に当日キャンセルという事態はどうしても避けたく、この決断を下しました」と降板決定までも経緯と胸中を報告した。

「また、日本公演も沢山のお客様に先行発売のチケットを購入して頂きましたがこちらも期待に応えられずの結果になってしまいました。。。去年も今年ずっと低髄液に悩まされていて、何度も検査を重ねやっと腹部側からの傷口(髄液が漏れてる箇所)が見つかり、新しい治療方をご提案いただき、夢のCHICAGO、各お仕事をスムーズに挑める様、処置を施しました」という。
「その後、その症状は改善されたものの、仙骨周囲の激痛、馬尾神経腫大、強度の坐骨神経痛等、歩行困難などに向き合わなければならずの中、活動を続けていましたとにかくどうやっても背中を湾曲させることができないのです。現在、日常生活にやや支障のない程には回復してきていますが、舞台でパフォーマンスするには程遠い状態です…どうにか、どうにか間に合います様にと、やれるだけの治療、トリートメント、トレーニングを続けていますが、本当に悔しい結果になってしまいました。ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい」と無念の胸中をつづった。

「ここに来るまで肉体的にも精神的もボロボロ状態です。気合いと根性だけではどうにもなりませんでした。ホント悔しいです。。。だから、、、今やれる事はとにかく回復する事にフォーカスをおいて、この悔しさを今後の糧として必ず乗り越えてもっと強い女になってやるっ!!もっと器の大きな、引き出しの多い表現者になってやるんだ!! 待っててね、待っててください🖤いつも応援ありがとうございます。米倉涼子」と前向きに締めくくった。

■「CICAGO」の公式サイトの発表

同ミュージカルの公式サイトでは「この度、ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』のブロードウェイ公演、並びに来日公演に出演を予定しておりました米倉涼子さんですが、『急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害』により舞台出演へのドクターストップがかかり、降板することになりました。出演を楽しみにお待ちいただいていた皆様、関係者の皆様には、大変ご迷惑及びご心配をおかけして申し訳ございません」と報告した。
「なお、本公演は引き続きブロードウェイ25周年記念トリビュート、CHICAGOオールスターズ・カンパニーとして、ロンドン・ウエストエンドのキャストを中心に世界ツアーを続ける実力派メンバーでお届けいたします。皆さまには引き続きご声援を賜りますよう、お願い申し上げます」としている。
同サイトではインスタで発表したのと同じ米倉のコメントも発表された。
また「既にお求めいただきましたチケットはそのままご利用いただけますが、出演者変更に伴い、ご希望のお客様にはチケットの払い戻しを実施いたします。チケットの払い戻しをご希望されるお客様は、各ご購入先の払い戻し方法をご確認の上、お手続きください」として「払い戻し方法」についても発表した。