松原千明さん、ハワイで急死 64歳 元夫・石田純一「仲が良かった娘が一番ショックだと思う」

(2022年11 月17日20:10)

女優の松原千明さんが先月8日、米ハワイ州の自宅で急死していたことが16日、分かった。64歳だった。松原さんの元夫の俳優石田純一(68)との間の長女でモデルのすみれ(32)が所属する事務所が発表した。石田は都内で会見して「千明にいま伝えたいのは、『ごめんな』と『ありがとう』です」などと語り「仲が良かった娘が一番ショックだと思う」とすみれを気遣った。

すみれが所属するスカイコーポレーションは16日、公式サイトで「去る令和4年10月8日、弊社所属すみれの母 松原千明が64歳にて永眠いたしました。故人が生前賜りましたご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と報告した。
「本来であれば早くお伝え申し上げるべき処ではございましたが、あまりにも突然の訃報に接し、家族の深い哀しみの中で、今しばらくは公表を控えさせていただきたく考えておりましたため、ご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」としている。
そして「これまで長年、慈愛に満ち溢れ、優しく深く強い愛情で結ばれた故人とすみれの母娘の絆を見守ってまいりました弊社といたしましても、このつらい現実は受け入れがたく、ただ無念でなりません。すみれも未だ筆舌に尽くしがたい哀しみの中におり、今は母から注がれた特別な愛とあたたかな想い出を胸に、精一杯なんとか顔を上げようと日々を過ごしている状況でございます。マスコミの皆様におかれましては、どうか家族の心情にご配慮いただき、取材等はお控えいただけますよう、切にお願い申し上げます」と要請した。

■石田純一「千明はすみれと本当に仲が良かったので、娘が一番ショックだと思います」

元夫の石田は16日夜、都内で取材に応じて、松原さんへの思いを語った。「人生を一緒にやった時期もあって。さびしいですね」といい「これ以上自分らも生きていていいことあるのかわからないけど、彼女もすごくいい人生を生きたと信じています」と語った。
そして「本当に『ごめんな』っていう気持ちと『ありがとう』っていうことですかね」といい「すみれを立派に育ててくれたことに感謝したい」などと語った。すみれは「お母さんの話をすると本当に泣き崩れちゃうので。今は少しは落ち着いたと思います」という。「千明はすみれと本当に仲が良かったので、娘が一番ショックだと思います」とすみれを気遣った。
すみれとは先週月曜日ごろに会ったという。「お葬式をどういうふうにしようかとか、誰がお骨を取りに行くとか。日本にも持ってきて、ハワイにも2か所か3か所に置いてお墓を作ろうかなと思います」と語った。

すみれは数年前に自身のインスタグラムに松原さんと抱き合うツーショット投稿して「私と二人きりの時にそばにいてくれて、どんな時も私の支えになってくれたね。言葉や文字では言い表せないほど愛しています。そして、父の日にいる全てのシングルマザーに乾杯!」とコメントを添えた。(下の写真)また2、3年前には若いころの松原さんの写真(上の写真)を投稿して「彼女は自分の道を進む。ママが恋しい」とつづっていた。

松原さんは時代劇俳優の父と宝塚歌劇団卒業生の母に持ち、10代のころから地元関西で芸能活動を行い、1980年、カネボウ化粧品のキャンペンガールに選ばれ人気になり、1988年から朝日放送「探偵!ナイトスクープ」で初代秘書役を務めた。さらにはテレビ朝日系の「土曜ワイド劇場」やNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」(1995年)など数多くのドラマに出演した。1988年に石田純一と結婚。1990年に長女のすみれを出産するが1999年、石田の不倫騒動などで離婚して、すみれとハワイに移住した。その後、すみれの家庭教師の白人男性と再婚して2000年に長男を出産したが2009年に離婚した。