ブリトニー・スピアーズがファンにメッセージ「もうすぐ戻ってくる」

(2019年4月24日)

重病の父親の看病などのプレッシャーで精神的に混乱して精神療養施設に入所している米人気歌手ブリトニー・スピアーズ(37)が23日、自身のインスタグラムに異例のメッセージを投稿した。スピアーズは自分の意思に反して強制的に入院させられているなどの噂が広がり、ファンの間で「#FreeBritney」(ブリトニー解放運動)のデモが起きるなど騒動が広がる中、噂を否定して「今は時間が必要。でも心配しないで。すぐに戻ってくるから」などと訴えた。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ブリトニーの精神療養施設への入所をめぐって、彼女の意思に反して強制的に施設に入れられているとか、彼女の家族が殺害の脅迫を受けているなどの噂が広がっているという。一部のファンは「#FreeBritney」(ブリトニー解放)のハッシュタグを立ち上げ、22日にウェストハリウッドで「#SAVEBRITNEY」(ブリトニーを救え)などのプラガードを掲げてデモをするなど異例の騒動に発展した。見かねたブリトニーが沈黙を破ってファンに呼び掛けた格好だ。

インスタグラムに投稿した動画で、ブリトニーは父親が重病になりたくさんの「ストレスと不安」を抱えていると告白。そのため「自分の時間。でも心配しないで。すぐに戻ってくるから」などと話した。そして長文のコメントも投稿。「私の家族やスタッフに殺害の脅迫があるとか、あまりにもクレイジーな噂が流れている」と訴え、「自分のために時間を取っているのに、今起きているすべてが私を困難にさせている。あなたが読んだことや聞いたことを信じないで。これらのウソのメールは、サム・ルフィ(元マネージャー)の数年前の仕業なの。私は書いていない」という。

そして「私の今の状況は独特だけど、今私にとってベストなことをしていると約束する」と自分の意志で療養施設に入所していることを明言した。「私がしていることを知らないかもしれないけど、私は強いし、自分が望んでいることのために立ち上がる」と前向きな気持ちを告白。「みんなの愛と献身は素晴らしいけど、私には今は少しプライバシーが必要なの」「みんなが分かってくれたら永遠にみんなに感謝する。アイラブユー」と締めくくった。

ブリトニーは3月下旬に30日間の予定で精神治療施設に入所した。21日には恋人のサム・アスガリが付き添って外出している。ビバリーヒルズのホテルから2人で出てくるところをパパラッチにキャッチされたが、疲れてやつれているようにもみられた。いずれにしても一日も早く全快して歌姫復活を見せてほしいものだ。