ブラッド・ピットが英アカデミー賞授賞式でEU離脱とヘンリー王子王室離脱ネタでウィリアム王子夫妻を笑わせた

英大衆紙「サン」（電子版）によると、第７３回英アカデミー賞授賞式が2日（現地時間）、ロンドンのロイヤルアルバート・ホールで開催され、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で助演男優賞を受賞したブラッド・ピット（５６）が、受賞のメッセージでジョークを連発して出席していたウィリアム王子夫妻を笑わせた。

ブラピは授賞式には出席できず、プレゼンターのスカーレット・ヨハンソンがブラピの名前を読み上げると同作で共演した女優マーゴット・ロビーが登壇して、ブラピのメッセージを読み上げた。

メッセージの冒頭でブラピは「ヘイ、イギリス。君は独身になったんだって。(独身)クラブにようこそ。離婚協議がベストな形になることを願っているよ」と英国のEU離脱をネタにジョークを飛ばして会場は爆笑に包まれた。さらに「まあ、そして彼(ブラピ)はこの賞をヘンリー(王子)と名付けよう、彼（ヘンリー王子）と共にこの賞を米国に持ち帰るのはとてもエキサイティングだからだって言ってます」とロビーがいうと会場はまたして笑いに包まれ、俳優らと共に最前列に座っていたウィリアム王子とキャサリン妃も大いに笑っていたという。会場にいなくてもメッセージで授賞式の話題をさらうのはブラピならではの貫録というところか。

ブラピは1月１９日（現地時間）に行われたASG（スクリーン・アクターズ・ギルド＝全米俳優組合、組合員数約１２万人）が主催するSAG賞の授賞式で助演男優賞を受賞し、スピーチで「この賞をティンダー（出会い系アプリ）のプロフィールに加えよう」といって出席者の爆笑を誘った。9日（現地時間）の”本番“（米アカデミー賞）でもし受賞したら、今度はどんなスピーチをするのが注目だ。

■英アカデミー賞の主要部門の受賞
〇作品賞　「１９１７ 命をかけた伝令」
〇イギリス映画作品賞　「１９１７ 命をかけた伝令」
〇監督賞　サムメンデス「１９１７ 命をかけた伝令」
〇主演男優賞　ホアキン・フェニック「ジョーカー」
〇主演女優賞　レネー・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」
〇助演男優賞　ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
〇助演女優賞　ローラ・ダ―ン「マリッジ・ストーリー」