Plusalphatodayツイッター

ジョニー・デップ13歳の娘にマリファナを与えた 法廷で真意を激白

(2020年7月09日12:10)

ジョニー・デップ(57)が前妻の女優アンバー・ハード(34)に暴力を振るう「ワイフ・ビーター」(妻をたたくDV夫)と報じた英大衆紙「サン」を名誉棄損で訴えた裁判で、デップは過去のドラッグ歴について聞かれ「すべてのドラッグをやった」と証言。また当時13歳の娘リリー=ローズ・デップ(写真㊧)にマリファナを与えたことを認め”デップ流”の「親の責任」を主張した。

この投稿をInstagramで見る

Lily

Johnny Depp(@johnnydeppofficial)がシェアした投稿 -

英紙イブニング・スタンダード(電子版)によると、デップは法廷で当時パートナーだった女優で歌手のヴァネッサ・パラディ(47)との間の娘リリー=ローズ・デップ(21)が13歳のときにマリファナを与えたことを認め、そのいきさつや「父親の責任」について詳しく話した。

「私の娘が13歳のときだった。わたしたちが誰でも知ってるように11、12、13歳のころ、高校のパーティーに行くと、12、13歳でマリファナを吸って、エクスタシーなどいろんなドラッグをやっている人たちが、あなたに飲み物を与えようとして近づいて来る」とデップは語り始めた。

「娘は12歳のときジョイント(マリファナ)を渡されて、どうしたらいいかわからなかったと言っていました。私は『愛する娘よ私のいうことを聞きなさい、もしパーティーで誰かにジョイントを渡されたら、その人からジョイントを受け取って、次の人に渡すんだ。知らない人とドラッグを試そうとしないように』と言った」という。デップは、ドラッグには他のものが混入している可能性があるとも指摘したという。

「どうか、どうか、あなたが人生の中でジョイントを渡され、本当にそれを試してみたいと思った瞬間に、あなたが本当に準備ができていると感じたときに私のところに来る名誉を私に与えてください」と、初めて体験するときは自分と一緒にするように言ったという。

「知らない人で信頼していない人と一緒にドラッグの最初の経験をすることはしてほしくない」という。「安全性の問題であり、このような状況に置かれた娘に対する父親の心配だ」という。

「そのようなことをするなら、私は子供にとって一番大切なことを知っている。むしろ彼らには私に正直になってもらいたいし、私も彼らに対して正直になりたい。そうすれば彼女はパーティーに行ってドラッグをしても私に隠したりしなくなる」と語った。

■「あなたが本当に準備ができていると感じたときに私と一緒に(ドラッグ)初体験を」

「私を信頼してもらいたかった。もし娘が準備できたと言えば、準備ができていた。セッテイングを完璧にして、家族向けのテレビ番組を見て、冷蔵庫をアイスクリームでいっぱいにして、冷凍庫をいっぱいにして、できるだけ楽しい体験ができるような状況を作りたいと思った」という。

「13歳の子がある種の誇大妄想的な混乱に陥ってほしくなかった」といい、リリー・ローズにマリファナを与える前にパートナーでリリーの母親のヴァネッサ・パラディとこの問題について話し合ったと付け加えた。そして「私が持っていたマリファナは信頼できて品質が良いと知っていました」という。

法廷で「ザ・サン」の代理人弁護士から、娘へのマリファナ供与について聞かれたデップは、「もしこれがあなたの目には間違っているのなら、あなたの考えは認めます。しかし、私は娘を育てていたし、私が関わっている限り親としての責任がありました」と付け加えた。

デップは、元妻で女優のアンバー・ハードの主張に基づいて、彼を「ワイフ・ビーター」(妻をたたくDV夫)と呼んだ2018年の記事を巡って「ザ・サン」紙を訴えている。裁判は7日(現地時間)に始まり、3週間の予定で審理が行われる。
デップは1998年からパラディと交際し、99年にリリー、02年に長男ジョン・クリストファーをもう方が12年、破局したことを発表した。同年映画「ラム・ダイアリー」で共演したアンバー・ハードと交際して2015年に結婚したが2016年5月、ハードがデップのDVを理由に離婚を申請。2016年に離婚が成立した。