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アンバー・ハード証言「デップは手榴弾のようにボトル30本を私に投げつけた」

(2020年7月24日13:55)

アンバー・ハード「デップが手榴弾のように約30本のボトルを私に投げつけた」
(全面戦争のデップ㊨とハード=インスタグラムから)

ジョニー・デップ(57)が「DV夫」と報じた英紙「ザ・サン」を名誉棄損でロンドンの高等裁判所に提訴した裁判で、前妻の女優アンバー・ハード(34)が「デップが手榴弾のように約30本のボトルを私に投げつけた」「結婚生活の最中にデップに十数回以上の暴力を振るわれた」などと証言。またハードの妹が、デップと結婚しないようハードに懇願 していたことなどを証言する陳述書が提出された。デップがハードを「激しく殴るのを目撃した」という。裁判はデップVSハードの”全面戦争”の様相を見せて波紋を広げている。

■ハード「デップが手榴弾のように約30本のボトルを私に投げつけた」

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ハードは「ザ・サン」側の証人として出廷し、2015年3月にデップとオーストラリアへ旅行したときに口論になり暴力を振るわれたことを証言した。

「彼が酒を飲むかどうかについて口論になっていた」という。ハードは、デップの手からボトルを奪い取り、床に叩きつけたと述べた。

「私はそんなことをしたことを後悔しています。私はとても動揺していましたが、それで彼の中で何かが折れてしまったのだと思います」と彼女は語った。

「彼はそれらを一つずつ拾い始め、手榴弾のように約30本のボトルを私に投げつけました。次から次へと私の方向に投げてきて、私の後ろでボトルが割れるのを感じました。私はバーの中に逃げたが 彼はやめませんでした」という。

■ハード「結婚生活の最中にデップに十数回以上の暴力を振るわれた」

ハードは短い結婚生活の最中に十数回以上の暴力を振るわれたと主張している。デップは、2015年にオーストラリアでの一連の暴行の最中に自分の指の先端を切断するハプニングがあったが、その夜「彼は私の顔にボトルを突きつけて、私の顔を切り刻むと言いました」とハードは証言した。

ハードはなんとか彼から逃れることができたと言い、「彼は怒って壁を殴った」という。その後、デップは携帯電話を手にして何度も壁にぶつけ、電話機は粉々に砕け散った 」という。ハードは携帯電話のプラスチックの破片でデップが指を切断したと信じていると述べているが、デップはハードが投げたウォッカのボトルで指を切断したと主張している。デップは、ハードに某両区を振るったことを否定し、ハードの方が虐待的で自分が被害者だったと主張している。

また、2015年の感謝祭のときに暴行されたことも証言した。「私たちは感謝祭のときにけんかになり、デップが私のシャツを破り、私を投げ飛ばしたのです」という。
「彼はワイングラスと重いガラスのデカンタを私に投げたが、幸い両方とも私に当たらなかった」という。またデップが彼女の顔にあざができた写真は偽装だったと主張していることに「自分でやったことはない」と反論。「彼の体は傷だらけで...私は彼が自分で切ったのを見ました」とデップに自傷行為の歴史があると主張している。

■ハード友人「デップが枕で窒息させようとしたと言っていた」

デップは以前、ハードが暴力的になっているのを抑えるために誤って「(ハードの頭に)額が衝突した可能性がある」と主張していた。しかし、ハードは「明らかに意図的に頭突きした」と主張した。さらに「彼は繰り返し私の頭を殴って暴行を続けた」としている。 「私の眼には黒いあざができて、私は鼻が折れて、私は唇が腫れていた...本当にひどいあざは私の髪の生え際と頭皮にあった」という。

またハードの友人であるラケル・ペニントンの元夫ジョシュア・ドリューも証言。「私はペニントンから『彼はまた彼女を殴った』というようなメッセージを受け取った。ペニントンがハードの世話をしていると言っていました」と、ドリューはロサンゼルスからのビデオ通話で証言した。「ハードの脳震盪のチェックをするために看護師に連絡したと(ペニントンが)言っていたのを覚えています」という。

ハードの友人のメイクアップアーティスト、メラニー・イングレスディシスはハードとボーリングに行くことになっていたときに彼女は現れず、後でハードが「デップが私を殴った」とメールを送ってきたと証言。「彼が枕で窒息させようとしたと言っていた。その夜ハードは彼が彼女を殺そうとしたと感じていた」と証言した。翌日、イングレスディスはテレビ番組の収録のために、ハードのメイクアップを手伝った。 ハードは「鼻が腫れていて唇に切り傷やかさぶたがあり、目の下が変色していた」という。

■ハード妹「デップと結婚しないよう懇願した」

ハードの妹ホイットニー・ヘンリケスさん(31)の陳述書が裁判所に提出された。ヘンリケさんは2013年9月にハードからデップと婚約したことを電話で知らされたときに「気分が悪くなった」という。

ヘンリケさんは、ハードとデップとの関係は「最初から波乱万丈」で、ハードのあざや切り傷、火傷など身体的虐待の兆候を早い段階で気づいていたという。

「私は彼女に結婚するのは間違いだと言って、結婚しないように懇願しました。2人の関係が良くなるとは思わなかったので、2人の関係を終わりにした方がいいと言いました」という。

ヘンリケさんは2014年に直接デップに「なぜ彼女をたたく必要があるのか」と聞いたことがあったという。「彼は完全に否定したり、『彼女を押しただけで殴っていない 』と言って虐待を否定した」という。

■「デップが片手で彼女の髪の毛をつかみもう片方の手で彼女の頭を何度も強く殴るのを見ました」

ヘンリケスさんはさらに2015年3月にロサンゼルスの夫妻の家で起きたけんかにつても証言した。デップが所有するマンションのペントハウスの一つの部屋に住まわせてもらっていたヘンリケさんは、夫婦げんかの騒ぎで目が覚め夫妻の部屋に様子を見に行ったという。

そのときデップがレッドブルの缶を彼の担当看護師に投げつけるのを見たという。その後、デップは階段を上ってヘンリケさんとハードを追いかけようとしたという。 「彼が階段の上まで来たとき、彼は妻のハードに突進しようとして私を押しのけた」という。するとハードは「突然前に突進して彼を殴り『妹を殴るな』と言いました」という。 その後「デップが片手で彼女の髪の毛を掴み、もう片方の手で彼女の頭を何度も強く殴るのを見ました」とヘンリケさんは証言した。

法廷で2人の有名スターが”暴露合戦“をする前代未聞の展開になっているが、はたして裁判所がどう判断するのか裁判の行方が注目される。