デミ・ロヴァート、薬物過剰摂取から3年、再びリハビリ施設での治療を終える

(2022年1月9日15:20)

デミ・ロヴァート、薬物過剰摂取から3年、再びリハビリ施設での治療を終える
丸坊主で再出発のデミ(インスタグラムから)

米歌手デミ・ロヴァート(29)がリハビリ施設での治療生活を終えたことが分かった。「カリフォルニア・ソーバー」をやめてアルコールやドラッグを完全に断つことを宣言したロヴァ―トはリハビリ施設で治療を終えたという。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ロヴァートは治療のためにユタ州に戻ったが、治療を終えて今は自宅に戻って良好に生活していると関係者が明かした。

ロヴァートのリハビリ施設への入所は、適度に酒を飲みマリファナを吸うという「カリフォルニア・ソーバー」は、もはや自分たちには通用しないとファンに告げた後に行われたという。

ロヴァ―トは昨年12月上旬に「カリフォルニア・ソーバーのやり方はもう支持しない」とインスタグラム・ストーリーで明らかにした。「地味にシラフが唯一の道」とアルコールとドラッグ断ちを宣言した。

その数週間後、ロヴァートは "再出発”の証としてリハビリ施設で撮影されたと思われる坊主頭をインスタグラムで披露した。さらにクリスマスに姉のダラス・ロヴァート、妹のマディソン・デ・ラ・ガルザと再会したときの動画をTikTokで公開した。

2018年にドラッグの過剰摂取で意識不明になり救急搬送される騒ぎを起こしたロヴァ―トはその後のリハビリ施設での治療後、YouTubeのドキュメンタリーシリーズ「Demi Lovato: Dancing with the Devil」で過剰摂取について詳しく説明し、ヘロインの使用による後遺症から注射を受けなければならないなどの現状をファンに率直に伝えていた。「苦しい旅だったし、振り返ってみて、今あるものを克服するために耐えなければならなかった痛みを考えると悲しくなることもあるけど、何も後悔していないわ」と語っていたロヴァ―ト。新たなリハビリ治療を終えて歌手として完全復活となるか注目される。