ブリジット・フォンダ、58歳の誕生日に12年ぶりに姿を見せる 全盛時代とはまるで別人

(2022年1月29日12:20)

ブリジット・フォンダ、58歳の誕生日に12年ぶりに姿を見せる 全盛時代とはまるで別人
ブリジット・フォンダ(Instagram/@bridgetfondafan)

映画「ルームメイト」などで知られるブリジット・フォンダが、58歳の誕生日に12年ぶりに姿を見せた。女優業を引退した彼女はスクリーンの彼女とはまるで別人だったという。ハリウッドの名花の「あの人は今」ー-。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、58歳の誕生日を迎えた27日(現地時間)、2002年に女優業を引退したかつてのグラマラスなスター、ブリジット・フォンダは、レッドカーペット全盛期とは全く違う姿でロサンゼルスに姿を見せた。かなり太っていて、黒と白のストライプのジャージトップに黒のスウェットパンツ、顔はノーメイクで、ロサンゼルス市内をドライブしたり用事を済ませたりしているところを目撃された。 ブリジットの祖父は「怒りの葡萄」(1940年)、「荒野の決闘」(1946年)、「十二人の怒れる男」(1957年)などの数々の名作で知られ、「黄昏」(1981年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したスクリーンの伝説的人物ヘンリー・フォンダ(1982年に77歳で死去)。父は「イージー・ライダー」(1969年)のスター、ピーター・フォンダ(2019年に79歳で死去)。叔母は「コールガール」(1971年)と「帰郷」(1978年)で2度アカデミー賞主演女優賞を受賞したジェーン・フォンダ(84)。
名門一家に育ったブリジットは1969年、わずか5歳の時に父親の名作「イージー・ライダー」で映画デビュー。1986年にニューヨーク大学演劇科を卒業したフォンダは、リー・ストラスバーグ演劇研究所でも学んだ。1987 年に「アリア」で本格的に女優としてデビュー。「ゴッドファーザーPARTⅢ」(1990年)、「ルームメイト」(1992年)、「アサシン」(1993年)。「シングルス」(1992年)窓に主演するなど活躍し。
2003年に背中を骨折する交通事故に遭い、女優業を辞めたと伝えられている。2002年のテレビ映画「スノー・クイーン」が最後の出演作となった。同年、作曲家で元オインゴ・ボインゴのフロントマンであるダニー・エルフマン(68)と結婚。1年後には息子のオリバー(17)が生まれた。エルフマンには、ゲリ・アイゼンメガーとの間に、ローラとマリという2人の娘がいる。

エルフマンは現在も芸能界で活躍しており、15万8000人のフォロワーを持つ自身のインインスタグラムに頻繁に投稿しているが、家族を紹介することはほとんどなく、ミュージシャンとしての仕事と愛犬のユキに焦点が当てられているという。2日前、エルフマンは今年の音楽祭「コーチェラ」に出演することを投稿している。
ブリジットがハリウッドのイベントに姿を見せたのは、2009年、クエンティン・タランティーノ監督の第二次世界大戦映画「イングロリアス・バスターズ」のLAプレミアにエルフマンと出席したときが最後だったという。

ブリジットは1993年に米誌「Movieline」のカバーストーリーで「もし、これほど驚異的な仕事をしてきた家族の一員でなかったら、今の自分にどんな満足感があるのだろう。完全に自分の力で成し遂げたと知ったら、どんな気持ちになるのだろう。自分の力で成功したと知ることができれば、もっと平穏に過ごせるのではないかと思うことがあります」などと語っていたという。

ブリジットとエルフマンは、ニック・ジョナス、プリヤンカー・チョープラー、グウェン・ステファニー、セレーナ・ゴメスなど多くのセレブが住むLA郊外の高級住宅地エンシノに住んでいるという。昨年、ハンコック・パークにある自宅を売却した後、隣接する土地を購入した。サンタバーバラにも牧場を所有しているという。