キアヌ・リーヴスの「ベスト&ワースト」をロッテントマトが発表 2位は「スピード」で1位は

(2022年5月30日12:30)

キアヌ・リーヴスの「ベスト&ワースト」をロッテントマトが発表 2位は「スピード」で1位は
キアヌ・リーヴス(Instagram/@keanureevesofflcial_)

米映画評論サイト「ロッテントマト」がキアヌ・リーヴス(57)の映画の「ベスト&ワースト」を発表した。2位は「スピード」(1994年)の94%で1位は意外な作品が選ばれた。

米サイト「TooFab」によると、ロッテントマトがキアヌが出演した映画のランキングを発表した。2位は「スピード」(1994年)の94%。キアヌ扮するロサンゼルスの警官が時速50マイル(約80キロ)以下になると爆発する爆弾が仕掛けられたバスから乗客を救うために、乗客のアニー(サンドラ・ブロック)と協力して決死の脱出劇を展開するアクション映画。批評的、興行的に成功し、続編「スピード2」(1997年)が製作された。

ロッテントマトは「腐ったトマト」の意味で、全米の批評家などによる肯定的レビューが60%を超えると「fresh(新鮮)」、60%未満は「rotten(腐敗)」の格付けがされる。

1位はアニメ映画「トイ・ストーリー4」(2019年)の97%だった。キアヌは同作でデューク・カブーンの声を担当した。ウ
ウッディ、バズ・ライトイヤー、そして他の仲間たちが、ボニーと新しいおもちゃであるフォーキーと一緒にドライブ旅行に出かける。ワクワクするような航海は、ウッディのちょっとした寄り道で、長い間行方不明だった仲間のボー・ピープと思わぬ再会を果たすことになる。ウッディとボーは昔を懐かしみながら、おもちゃとしての人生に何を求めるかという点で、自分たちが正反対であることをすぐに知る―というストーリー。「心温まる、面白い、美しいアニメーションの「トイ・ストーリー4」は、実質的に完璧なアニメーションの物語を延長し、おそらく完結させるという、ありえない偉業を成し遂げている」というのが批評家の一致した意見だという。

90%を超えたその他の作品は「危険な関係」(1988年)93%、「バックマン家の人々」(1989年)91%、「いつかはマイ・メイビー」(2019年)90%、「から騒ぎ」(1993年)90%がある。

「マトリックス」シリーズは1作目の「マトリックス」(1999年)が88%、「マトリックス リローデッド」(2003年)が73%だったが、「マトリックス レボルーションズ」(2003)は35%だった。

「ジョン・ウィック」シリーズは、1作目「ジョン・ウィック」(2014年)が89%、2作目の「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017年)が89%と人気を誇っている。

ワーストは「シークレット・パーティー」(2012年)0%。忠臣蔵をモチーフにしたオリジナルストーリーの「47RONIN」(2013年)は16%だった。リストアップされたキアヌ出演映画56本のうち60%を超えた作品は25本に上った。