ヘンリー・カヴィル、「スーパーマンの日」に激論「赤いマントを着るには年を取りすぎた!?」

(2022年6月13日11:15)

ヘンリー・カヴィル、「スーパーマンの日」に激論「赤いマントを着るには年を取りすぎた!?」
スーパーマン役のヘンリー・カヴィル(Instagram/@henrycavil)

スーパーマン役で知られるヘンリー・カヴィル(39)をめぐって、「スーパーマンの日」(6月1日)にあるブロガー「彼は恐竜だからおそらく(スーパーマン役に)戻ってこないだろう」と示唆したことで、コミック本のファンの間で騒然となっているという。

米サイト「TMZ」によると、YouTuberでブロガーのマット・ジャーボは「スーパーマンの日」の1日、カヴィルがスーパーマン役を再演することを望む声は多いが、この役を再演しない可能性が高いと指摘した。

「1か月前、ヘンリー・カヴィルは39歳になった。彼は30歳前にスーパーマンを演じ始め、5年間は新しいものを撮影していない。彼はこの役から歳をとったと言ってよいだろう。悲しいことですが、WBD(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー)は間違いなく若い俳優にこの役を引き継ぐよう働きかけていくだろう」と述べた。

ヘンリー・カヴィル、「スーパーマンの日」に激論「赤いマントを着るには年を取りすぎた!?」
ヘンリー・カヴィル(Instagram/@henrycavil)

しかし、多くのコミックファンが首をかしげたのは、マットの年齢に関するコメントだった。というのも、カヴィルは30代後半でまだ若く素晴らしく見えるし老いたというには程遠いからだ。

コミックファンはマットの説に反論し、最近スーパーヒーローの役に抜擢された多くの「年配」俳優がいることを指摘した。ジェイソン・モモアやガル・ガドットといったDCコミック出身の俳優もそれぞれ40代と30代後半である。また、ドウェイン・ジョンソンは50代でDCコミックスのヴィランの実写映画化「ブラックアダム」(米10月、日本12月公開)に主演し、ブラックアダム役のマントを着る。50代でアイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.もいる。

マットは、あまり詳しく説明しなかったが、WBDが20代か30代前半の若いスーパーマンを考えているということを言いたかったようだという。はたしてカヴィルの再演はあるのか、または新しいスーパーマンが誕生するのか注目される。

■「スーパーマンの日」とは

「スーパーマンの日」はアメリカの人気ヒーローのスーパーマンがデビューした雑誌「ACTION COMICS(アクション・コミックス)」が1938年6月1日に創刊されたことにちなんで、6月1日がスーパーマンの日となった。スーパーマンは、アメリカのスーパーヒーローだがアメリカ出身ではなく、地球から離れた「クリプトン星」で生まれた「クリプトン星人」。1948年にカーク・アリン主演の「スーパーマン」が公開された。クリストファー・リーヴが「スーパーマン」(1978年)から「スーパーマンⅣ/最強の敵」(1987年)までの4作に主演。ブランドン・ラウスが「スーパーマン リターンズ」(2006年)でスーパンーまんを演じたが、その後カヴィルが引き継いだ。

カヴィルは「マン・オブ・スティール」(2013年)、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)、「ジャスティス・リーグ」(2017年)、同作のディレクターズ・カット「ジャスティス・リーグ:ザックスナイダーカット」(2021年)でクラーク・ケントとスーパーマンを演じた。