スティーヴン・タイラー、リハビリ施設から退所 「驚くほど順調」でステージ復帰へ

(2022年7月2日11:15)

スティーヴン・タイラー、リハビリ施設から退所 「驚くほど順調」でステージ復帰へ
スティーヴン・タイラー(Instagram/@iamstevent)

エアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラー(74)がアルコール依存症の治療を終えてリハビリ施設から無事退所した。「驚くほど順調」でステージ復帰へ意欲を見せているという。米メディアが報じた。

米サイト「TMZ」によると、タイラーは今週初めにリハビリ施設をチェックアウトした。当初の予定だった30日よりも長く滞在したという。関係者はタイラーが成し遂げた進歩に興奮しているという。

タイラーは完全にクリーンでシラフな状態で、「驚くほど順調」で身体的にも良さそうだという。体重も健康的な状態にまで戻し、肌もとてもきれいだという。それでも、タイラーは自分が生涯の問題と戦っていることを理解し、自分の中毒を認識しているという。関係者はみんなタイラーがクリーンでシラフでいることを望んでいる。

エアロスミスは5月24日(現地時間)、声明を発表し、「多くの方がご存知の通り、我々の愛するスティーヴンは長年にわたり禁酒に取り組んできました。そしてステージの準備のために足の手術をして、痛みを管理する過程で、健康と回復に専念するために自主的に治療プログラムに入りました」と発表した。 タイラーは過去にアルコール依存症との闘いを公言していたが、再発に至るまでかなりの期間、酒を断っていたという。

エアロスミスは6月にラスベガスで一連のショーを開始する予定だったが、タイラーの治療のため6月、7月のライブはキャンセルされた。情報筋によると、タイラーは9月にラスベガスで再開される公演での復帰を目指しているという。