キャメロン・ディアス、モデル時代にドラッグの運び屋として利用された体験告白

(2022年7月12日15:30)

キャメロン・ディアス、モデル時代にドラッグの運び屋として利用された体験告白
キャメロン・ディアス(Instagram/@camerondiaz)

女優に復帰することが決まったキャメロン・ディアス(49)が、「マスク」(1994年)でブレイクする前の数週間パリでモデルとしての仕事を探すのに苦労していたころ、ドラッグの運び屋として利用された体験を明かした。

米サイト「TooFab」によると、ジェイミー・フォックスと共演するNetflixの映画「バック・イン・アクション」で女優業に復帰するディアスは、ポッドキャスト「セカンドライフ」に最近出演した際、モロッコへドラッグを運ぶ仕事をさせられたことについて口を開いた。

アメリカでモデルとしてある程度の成功を収めた後、ディアスはパリに移住してモデルとしての仕事を探していたという。

「私はパリに引っ越して、今でも親友の1人の女の子とシェアするアパートを手に入れるのに十分なお金を手に入れたの。でも、丸1年パリにいて1日も働かなかった。私は仕事をもらうことができませんでした」という。

そうしたなか、ついに仕事を得たが、それは彼女が期待したものとは全く違っていたという。モロッコでモデルをしないかと誘われ飛びついたという。「90年代初頭のことで、鍵のかかったスーツケースを渡されて、その中に私の "衣装 "が入っていたんです」と彼女は振り返る。「私はモロッコにドラッグを運ぶラバだったと思う。神に誓っていうわ」。

国境の税関にたどり着いたとき、徐々に何が起こっているのかを理解するようになったという。「そのスーツケースの中には何が入っているんだろう?」と不思議に思ったという。「私はモロッコにいる金髪で青い目の女の子だった。破れたジーンズにブーツを履いて、髪を下ろした19歳…これは本当に危険なことよ」と振り返った。

ディアスは警官に、「知らないわ。それは私のじゃない。誰のものかもわからないわ」と言ったという。当時の空港のセキュリティは緩かったので、スーツケースを預けてフランスに戻ることを許されたという。

それがパリでの最初で最後の仕事となり、米国に戻ってから1994年公開のジム・キャリー主演の大ヒット作「マスク」に出演して注目され女優としてのキャリアをスタートさせた。その後は「メリーに首ったけ」(1998年)、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズなどで活躍。20年間、ロマンティックコメディの女王として活躍したが、「ANNIE/アニー」(2014年)を最後に、今回「バック・イン・アクション」で復帰するまでハリウッドから映画から遠ざかっていた。復帰作は年内に撮影を開始する予定。