クエンティン・タランティーノ監督、第2子誕生とイスラエルでの新しい生活

(2022年7月17日12:20)

クエンティン・タランティーノ監督、第2子誕生とイスラエルでの新しい生活
タランティーノ監督㊧とダニエラ・ピック(Instagram/@quentlntarantino)(Twitter/@DaniellaPick)

「パルプ・フィクション」(1994年)と「ジャンゴ繋がれざる者」(2012年)で2度のオスカー(脚本賞)を受賞しているクエンティン・タランティーノ監督(59)と妻のイスラエル人歌手ダニエラ・ピック(38)との間に第2子の女児が誕生した。夫妻は2人の子供とともに、イスラエルのテルアビブを拠点に生活していることがわかった。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、7月2日(現地時間)、ピッグがタランティーノ監督との間の第2子の女児をテルアビブのイチロフ病院で出産した。第1子の息子レオ(2)の妹になるが、夫妻は出産に当たって目立たないようにしていたという。同じ時期にイチロフ病院で娘を出産した女優のカーニーは「助産師から聞いていたけど、タランティーノには会わなかったわ」と語る。タランティーノ監督夫妻は3年前から地中海の陽光あふれる大都市テルアビブで生活を送っているという。

タランティーノ監督とピックは2009年に監督が「イングロリアス・バスターズ」をイスラエルでプレミア上映したときに出会い、オンとオフを繰り返して2018年にビバリーヒルズの自宅でユダヤ教の結婚式を挙げた。当初、ロサンゼルスとテルアビブに拠点を持ち行き来するつもりだったが、2019年のコロナのパンデミックの初期にイスラエルを主な拠点したという。

ピックはイスラエルでは王族のような存在で、生まれたときからタランティーノ監督と同じくらい有名だったという。父親は1970年代のイスラエルのポップミュージシャンのスヴィカ・ピックで、彼女自身もミュージシャンで、2000年代初頭、兄弟のシャローナとピック・シスターズというバンドに所属していた。

監督は2020年に「Yediot Aharonot」のインタビューで「この国が大好きだし、人々は本当に親切で、私がここにいることを喜んでくれている」と語っている。先月素晴らしいキャリアと、イスラエルを新しい故郷としたことの両方が認められ、権威あるエルサレムのヘブライ大学から名誉学位を授与された。