米女優カースティ・アレイさん死去 71歳 がんと闘病

(2022年12 月6日13:20)

米女優カースティ・アレイさん死去 71歳 がんと闘病
カースティ・アレイさん(Instagram/@kirstiealley)

映画「ベイビー・トーク」などで知られる女優のカースティ・アレイさんががん闘病の末に死去した。71歳。5日(現地時間)、家族が発表した。

米誌「US Weekly」(電子版)によると、アレイさんの家族がアレイさんのインスタグラムで声明を発表した。
「信じられないほど熱烈で愛情深い母親がつい最近発見されたがんとの戦いの後に亡くなったことを皆さんにお知らせすることになり悲しんでいます。彼女は最も親しい家族に囲まれ、力強くで闘い、私たちに限りない生きる喜びとどんな冒険が待ち受けているのかを確信させてくれました。スクリーンの中の彼女は象徴的でしたが、それ以上に素晴らしい母親であり祖母でした」とつづった。
続けて、「モフィットがんセンターの素晴らしい医師と看護師のチームのケアに感謝しています」と病院の医師らに感謝した。
そして「私たちの母の人生、子供たち、孫たち、そしてたくさんの動物たちに対する熱意と情熱、そして言うまでもなく、創作することへの永遠の喜びは比類がなく、私たちも母のように人生を精一杯生きようと思うようになりました。皆様の愛と祈りに感謝するとともに、この困難な時期に私たちのプライバシーを尊重してくださるようお願いいたします」と伝えた。

アレイさんは1951年1月12日生まれ。カンザス州出身。1982年に「スター・トレックII/カーンの怒り」でバルカン艦隊のサーヴィック中尉を演じ、映画デビュー。NBCのシットコム「チアーズ」(1987年~1993年)のレベッカ・ハウ役で一躍有名になった。友人のジョン・トラボルタ(68)と共演した「ベイビー・トーク」(1989年)など数多くの映画やテレビシリーズに出演した。

トラボルタは5日(現地時間)、自身のイン吹田グラムにアレイさんの写真などを投稿し「カースティは、今までで一番特別な関係でした。カースティを愛しています。また会えると信じています」と追悼した。
私生活では1983年、テレビ俳優のパーカー・スティーヴンソンと結婚して2人の子供をもうけたが1997年に離婚した。トム・クルーズやジョン・トラボルタも入信するサイエントロジーを信仰していることでも知られる。かつて薬物依存症に苦しんだが、更生プログラムなどを経て克服していた。