除雪事故で重傷のジェレミー・レナーがインスタでベッド写真公開 事故の詳細も判明

(2023年12月5日10:50)

除雪事故で重傷のジェレミー・レナーがインスタでベッド写真公開 事故の詳細も判明
ジェレミー・レナー(Instagram/@jeremyrenner)

1日(現地時間)、米ネバダ州で除雪作業中に除雪機の下敷きになり重傷を負った米俳優ジェレミー・レナー(51)が3日(同)、自身のインスタグラムにベッドで療養中の写真を投稿して無事であることを報告した。事故現場からの緊急通報の内容から胸と胴体を損傷するなど重篤な状態だったことも判明した。米メディアが報じた。

米サイト「TMZ」によると、レナーは病院のベッドから自撮り写真をインスタで公開し、「皆さんの親切な言葉に感謝します。言い表せないほど混乱していますが、皆さんに愛を送ります」とつづり、顔のひどい傷を披露した。体の他の部分は見せていなかった。

レナーは、雪上車に押しつぶされた数分後の911通報で、胸と胴体に重傷を負い、かなりひどい状態だったことがわかったという。TMZはレナーが事故現場からかけた電話のメモを含む911緊急ログを入手。その記録によると、レナーのうめき声が聞こえ、頭からの大量出血などの怪我をしていたという。

レナーの家族が乗った車が雪に埋もれて立ち往生したため、レナーは除雪車スノーキャットを使用して車をけん引していたが、除雪車を降りて家族が乗った車に行ったときに除雪車が転がり始めて下敷きになり「完全に潰され、呼吸が非常に困難になった」という。胸の右側を損傷し、胴体上部が押しつぶされたと話していたという。レナーは事故現場から地元の病院へ空輸で搬送され手術を受けた。

レナーは実在の殺人鬼を演じた「ジェフリー・ダーマ―」(2002年)での演技が評価されてインデペンデント・スピリット賞の主演男優賞にノミネートされた。「ハート・ロッカー」でイラク戦争の爆弾処理班を演じて同主演男優賞にノミネートされた。同作はアカデミー賞の作品賞、監督賞(キャスリン・ビグロー)など6部門で受賞した。さらに「S.W.A.T」(2003年)、「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)など数多くの映画や「ホークアイ」(2021年)などのテレビドラマで活躍している。