「ターミネーター」シリーズのアール・ボーエンさん肺がんのため死去 81歳

(2023年1 月5日11:30)

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アール・ボーエンさん(インスタグラムから)

「ターミネーター」シリーズなどで知られる米俳優アール・ボーエンさんが5日、死去した。肺がんを患い闘病していたという。

米サイト「TMZ」によると、ボーンさんは5日(現地時間)、ハワイで亡くなったことを家族が明らかにした。死因など詳細は明かさなかったという。ボーエンさんは2022年秋にステージ4の肺がんと診断されて治療していたという。

ボーエンさんは、1945年11月7日生まれ。ニューヨーク出身。アーノルド・シュワルツェネッガ―主演の「ターミネーター」(1984年)、ターミネーター2」(1991年)、「ターミネーター3」(2003年)のピーター・シルバーマン博士役で知られている。シリーズ6作目の「ターミネーター:ニュー・フェイと」(2019年)にもアーカイブ出演していた。
さらに「宇宙の7人」(1980年)、「2つの頭脳を持つ男」(1983年)、「エイリアン・ネイション」(1989年)、「裸の銃を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱」(1994年)などにも出演している。2003年に俳優を引退して、アニメのドラマやビデオゲームの声優として仕事を続けていた。

私生活では1970年に女優のキャロル・キーンと結婚したが2001年に死別。2008年に現在の夫人キャスリーンさんと再婚した。