グウィネス・パルトロウ、スキー裁判で元医師証言「衝突の前に血を吐くような悲鳴を聞いた」

(2023年3月29日11:00)

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グウィネス・パルトロウ㊧とテリー・サンダースさん(Twitter/@CourtTV)

スキー場でオスカー女優のグイネス・パルトロウ(50)に衝突されて重傷を負ったとして元医師が30万ドル(約4000万円)の損害賠償を請求している裁判で、元医師が証言台に立ち「衝突の前に血を吐くような悲鳴を聞いた」などと証言した。

米サイト「TMZ」によると、元医師テリー・サンダースさん(69)は27日(現地時間)、米ユタ州ディアバレー・リゾートのスキー場で、パルトロウは、コントロール不能な状態で叫びながら滑り降りていたと証言。それはまるで木に激突して死のうとしている人のように聞こえたという。山をスキーで下り、カーブを曲がったところで「血も凍るような悲鳴」を聞いたと主張した。

悲鳴を聞いた後、ブーンという音がして、拳とポールが背中にぶつかる雷のような衝撃を感じたという。そして宙を舞ったことしか覚えていないという。

パルトロウはサンダーソンのその証言に首を振り、信じられないという表情を浮かべたという。パルトロウは26日(現地時間)に証言し、衝突したのは元医師だと主張。その時、最初は性的暴行を受けたと思ったと主張した。

スキー事故は2016年2月26日、米ユタ州ディアバレー・リゾートのスキー場で起きた。サンダースさんは、パルトロウがスキーで滑り降りてきてに激突し、肋骨を4本折り、脳に損傷を与えたと主張。そしてパルトロウは立ち上がり、向きを変えてスキーで逃げたと主張している。両者の主張は真っ向から対立しており、陪審員がどう判断するか注目される。