マイケル・J・フォックス、TVでパーキンソン病との闘病を語る「日々厳しくなっている」

(2023年3月29日13:00)

マイケル・J・フォックス、TVでパーキンソン病との闘病を語る「日々厳しくなっている」
マイケル・J・フォックス(Instagram/@realmikejfox)

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなどで知られるマイケル・J・フォックス(61)が4月30日(現地時間)放送の米CBS「サンデーモーニング」に出演して、パーキンソン病との闘病について語り症状が悪化していることを明かした。

米サイト「TMZ」などによると、マイケルはパーキンソン病の症状が悪化しており、「20年後に自分が存在しているとは思えない」などと語った。「嘘をつくつもりはない。正直言ってつらいよ。より厳しくなっている。毎日が大変なんだ」と明かし「80歳にはなれないよ」などと語った。

マイケルは、この病気がいかに自分の体をむしばみ、その結果、年をとるにつれて事故や転倒、怪我が多くなるかを明かした。

1991年にパーキンソン病と診断されたフォックスは、自分ほど長く(30年以上)パーキンソン病と付き合ってきた人はそう多くはないと語る。

そうしたなか、マイケルはユーモアを忘れず、前向きな姿勢を見せた。感謝することがあれば前向きになれるといい、マイケルは多くのことに感謝しているという。そしてパーキンソン病を「贈り物」と呼んだ。マイケルはパーキンソン病の研究の支持者となり、2000年にはマイケル・J・フォックス財団を立ち上げ、一般の人々への啓蒙と研究への資金提供を支援している。

フォックスが体の異変に最初に気づいた時のことやパーキンソン病との闘病を語るドキュメンタリー「Still:マイケル・J・フォックス ストーリー」が5月12日からApple TV+で配信開始)になる。マイケルは自身のインスタグラムに予告編の動画を投稿すると「若いころのマイケルの恋した私が、今はパーキンソン病に負けまいとするマイケルに恋している」などとファンらから多くの激励のコメントが寄せられた。