ハリソン・フォード、「インディ・ジョーンズ5」の”若返りシーン“に驚き「ちょっと不気味」

(2022年11 月25日12:30)

ハリソン・フォード、「インディ・ジョーンズ5」の”若返りシーン“に「ちょっと不気味」
ハリソン・フォードハリソン・フォード(Instagram/
@harrisonford_tohonor_official)

「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5弾となる最新作で、特殊効果の技術で、ハリソン・フォード(80)が若返って登場するシーンがあることが分かった。本人は驚き「ちょっと不気味だった」などと感想を述べた。米メディアが報じた。

米誌「Empir」によると、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年) 以来25年ぶりに公開される「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作(2023年6月30日公開)の冒頭のシーンで、フォードがシリーズの最初に登場したときの姿で登場するという。舞台は1944年で、過去のフィルムを使用するのではなく特殊効果で再現したという。

第5作は、1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981年)と「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)の後で「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年)の前の時代の1969年がメインストーリーの舞台となる予定だという。

フォードは、最先端の技術で若き日の自分がスクリーンに戻ってきたことについて、「見たのはこれが初めてだ。ちょっと不気味で、どうやって動くのか知りたくもないけれど、動くんだ」と驚いたという。そして「若くありたいとは思わないけど、自分の年齢を稼げたことがうれしいよ」と付け加えたという。

特殊効果担当は何時間ものフォードの古いアーカイブ映像を調べ、現在の俳優の映像とマッチさせる新しいVFXソフトを駆使して、若いころのインディを再現したという。インディのトレードマークのレザージャケットも、倉庫から取り出して細部まで再現された。

シリーズ第5作の監督、ジェームズ・マンゴールドは、「ジョージ(ルーカス=シリーズの製作総指揮)とスティーブン(スピルバーグ=同監督)の昔の作品にどっぷり浸かり、観客にアドレナリンを放出させるチャンスが欲しかった」と語ったという。

フォードがインディ・ジョーンズを始めて演じたのは39歳のとき。そして「クリスタルスカルの王国」‘2008年)の時は64歳だった。そして80歳になったインディ・ジョーンズの第5作は、2023年6月30日に公開される予定。

■「インディ・ジョーンズ」シリーズ

「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」(1981年)
「インディ・ジョーンズ/磨宮の伝説」(1984年)
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年)
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年)
「インディ・ジョーンズ5」(タイトル未定)(2023年6月30日)