映画「魔女の香水」 ポスタービジュアル&黒木瞳のコメント映像解禁

(2023年3月8日22:15)

映画「魔女の香水」 ポスタービジュアル&黒木瞳のコメント映像解禁
「魔女の香水」ポスタービジュアル

香水の香りをテーマに女性の成長を描く映画「魔女の香水」が 6 月に公開されることが決定し、このほどポスタービジュアルと黒木瞳のコメント映像が解禁になった。

本作は、魔女が香りと言葉で人々の背中を押し、登場人物の未来を切り開いていくという爽快なシンデレラストーリー。解禁されたポスタービジュアルは、香水店を営む魔女さんと呼ばれる白石弥生(黒木瞳)を軸にミステリアスな世界感が描かれている。魔女さんの手に持たれた香水の瓶から漂う香りを思わず想像したくなるビジュアルで、魔女さんの香水と言葉によって背中を押され、夢に描いた未来へと突き進んでいく若林恵麻(桜井日奈子)の凛とした表情が印象的だ。さらに、魔女さんの店で恵麻が出会う横山蓮(平岡祐太)は、どこか遠くを見つめるような視線で存在感を放っている。

■黒木瞳「フランスの風が吹いていることと、あと香水を買いたくなりました」

黒木は、脚本を読んだ時の感想について「香水というものをテーマにして映画が作られるということって、とても珍しいことだと思いました。ですので、すごく新鮮な気持ちで読ませていただきまして、読み終わったときには何かこう、フランスの風が吹いていることと、あと香水を買いたくなりました」と語った。
現在までの撮影は「もう今のところ本当に間もないのですが、監督を信じて、監督の笑顔が見れれば安心しております」という。
さらに魔女という役について「今回、このホワイトカラーのウィッグを、こういった現代の作品でこの色でっていうのは初めてなので、ちょっと不安も大きいのですが、皆さんにちょっと目でも楽しんでいただけたらいいななんて思ってます」としている。
そして、本作の魅力について「この本のやっぱり魅力って、この香りの力によっていろんな人たちに幸せだったりとか可能性だったりとか、いろんなものを差し上げられるっていう、そこが魅力の一つだなと思ってます」と語った。

出演:黒木 瞳 桜井日奈子/平岡祐太 水沢エレナ 小出恵介 落合モトキ 川崎鷹也 梅宮万紗子/宮尾俊太郎 小西真奈美
監督・脚本 宮武由衣 製作統括:菅原智美
音楽:小林洋平 撮影監督:髙間賢治 JSC 照明:上保正道 録音:弦巻裕 JSA 美術:岩本一成 編集:岩切裕一 助監督:谷口正行
製作:映画『魔女の香水』製作委員会 企画:358プロジェクト 企画協力:エメラルド倶楽部 TBS スパークル
制作:クロスメディア 配給:アークエンタテインメント Ⓒ2023 映画『魔女の香水』製作委員会 上映時間:119 分

【物語】
白髪の美しく高貴な上品さを漂わせる女性・白石弥生(黒木瞳)が香水店で2つの香水を見せながら常連客を相手に語っている「世の中には似て非なるものがたくさんある」。
一方、華やかなセレブ達が集まっているバンケットホールで派遣社員として奮闘する若林恵麻(桜井日奈子)。高卒の恵麻は、いつか正社員になって、一流の仕事を与えられることを目標に頑張っていたが、後輩の見習い女性への上司のセクハラ行為を抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄になった恵麻は、夜の街のスカウトマンに連れられ「魔女さん」と呼ばれる弥生の店に足を訪れ、その店を手伝うことになった。ある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮(平岡祐太)と巡りあう。弥生に授けられた言葉と香りによって自分の人生を切り開くのは自分自身だと気づかされ、天職を探し求めるように香料会社で働き始める恵麻すっかり香りの世界に魅了されていく恵麻は、営業先で蓮と再会することに―。魔女の香水『Parfum de prières(パッファンドプリエール)』の力に後押しされるように懸命に未来を切り開いていく恵麻の運命は、果たしてどんな風に変わっていくのだろうかー。