ジュリアン・サンズが行方不明の地域でハイカーが遺体発見

英俳優ジュリアン・サンズ（65）が今年1月、ハイキング中に行方不明になったロサンゼルス北部のサンガブリエル山脈のバルディボウル地区でハイカーが遺体を発見したことが分かった。米メディアが報じた。

米「TMZ」によると、米カリフォルニア州サンバーナーディーノ保安官事務所は、遺体は24日（現地時間）、マウント・バルディで発見されたと明らかにした。保安官代理が現場に駆けつけ、遺体を検視局に運び身元を確認しているという。

同事務所は17日（現地時間）、民間人を含む約80人のボランティアからなる救助チームと共に、サンズの痕跡を見つけることを期待して大がかりな捜索を行ったが有力な手掛かりは見つからなかった。

サンズは1月、ロサンゼルスのすぐ北にある山岳地帯をひとりでハイキングした後、行方不明になった。本格的な捜索と救助活動が行なわれたが成果はなかった。

サンズの家族は最近、サンズが失踪して以来初めての声明を発表し、「ジュリアンを見つけるために精力的に動いてくれた捜索チームとコーディネーターに深く感謝している」と述べた。サンズの親族の中には、すでに別れを告げたと表明している者もいるという。

サンズはロンドン出身で、「キリング・フィールド」（1984年）、「眺めのいい部屋」（1986年）、「ワーロック」（1989年）「アラクノフォビア」（1990年）、「ボクシング・ヘレナ」（1993年）「オーシャンズ13」（2007年）、「異端の鳥」（20１9年）などの数多くの映画や、ドラマ「２４WENTY FOUR]シーズン５などのドラマにも出演している。