テイラー・スウィフト、エラス・ツアーとコンサート映画の経済効果6000億円

テイラー・スウィフト（33）がコンサートツアーとコンサート映画の経済効果が41億ドル（約6150億円）を記録すると予想されている。米メディアが報じた。

米TMZによると、テイラーのコンサートツアー「THE ERAS TOUR」と、同ツアーのコンサート映画「テイラー・スウィフト：THE ERAS TOUR」が映画館で上映され、さらにはグッズの売り上げなどが41億ドルになると見込まれている。

驚異的ななこの数字は、、マサチューセッツ州のバブソン大学でMBAの学生を教えているピーター・コーハン氏の見積もりだという。同氏はワシントン・ポスト紙のため計算した結果、驚くべき数字を出した。41億ドルは、すべてのアメリカ人に17ドル強を送金するのに十分な額でもあるという。

テイラーは、ツアーのチケットの売り上げと、非常に人気の高いグッズの販売で最も多くのお金を稼いでいる。コンサートチケットの売り上げは音楽史上初の約1500億円を突破すると予想されている。一方で、ツアーが行われた都市のホテルには、ファンらが宿泊し2億800万ドル（約420億円）をもたらした。ほとんどのファンは少なくとも1日余分に滞在したという。

「Eras」ツアーの経済効果も大きい。例えば、ロサンゼルスのSoFiスタジアムでの6公演は3億2000万ドル（約480億円）、デンバー公演は1億4000万ドル（約210億円）、カンザスシティとシンシナティ公演はそれぞれ4800万ドル（約72億5000万円）の経済効果をもたらした。

テイラーは富を分かち合っているという。彼女はコンサート・クルーに総額5000万ドル（約75億5000万円）以上のボーナスを配り、彼女のツアー機材を全国に運ぶトラック運転手全員に10万ドル（約1500万円）の追加ボーナスをもたらしたという。

テイラーは「Eras Tour」のコンサート映画からさらに多くの収入を得ようとしており、劇場公開されたばかりで、その需要は莫大だ。地下っとの選考売り上げは1日で2600万ドル（約39億円）を記録し、それまでの最高記録だった「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」（約25億円）をこえ新記録を達成した。映画は13日から全米で公開され、日本でも同日公開された。