スティーヴン・タイラー、1975年に当時17歳モデルへの性的暴行疑惑で訴えられる 2人目の告発

(2023年11 月3日12:15)

スティーヴン・タイラー、1975年に当時17歳モデルへの性的暴行疑惑で訴えられる 2人目の告発
スティーヴン・タイラー(Instagram/@iamstevent)

米ロックバンド、エアロスミスのスティーヴン・タイラー(75)が、10代の頃に性的暴行を受けたと主張する女性から訴えられたことが分かった。米メディアが報じた。タイラーの過去の性的暴行疑惑を訴えた女性は昨年12月に続き2人目。

米Page Sixが入手した2日(現地時間)に提出された新しい訴訟の中で、ジャンヌ・ベリノさんは1975年の夏に17歳のモデルとして働いていたときにニューヨークでタイラーから性的暴行を受けたと主張している。

ベリノさんの友人が、エアロスミスとNYのホテルでパーティーを開くことになり、タイラーとエアいていたという。歩きながら、ベリノさんはタイラーにある曲の歌詞について質問すると、タイラーはその質問に苛立ち、突然ベリノさんの手を掴み、彼女を電話ボックスに押し込んだという。

ベリノさんは、当時27歳だったタイラーはその後、「彼女の喉に自身の舌を突っ込み」、「彼女の体、胸、お尻、性器をさわり、服を脱がしたりして、電話ボックスの壁に彼女を押し付けた」と主張している。

「タイラーは彼女の同意なしに、強引に舌を原告の口に挿入。タイラーのペニスは勃起しており、彼が下着をつけず、薄いズボンをはいていてペニスを彼女にこすりつけた」と主張。タイラーの側近が外で笑っている間、タイラーは彼女と「抱き合い」、「セックスするふりをしいた」と主張している。

その後ベリノさんはタイラーの後頭部をつかんで引き離そうとすると、タイラーは性的行為をやめたため、すぐに電話ボックスから出たという。そして、友人の車出来ていてお金がなかったため、再びタイラーの側近たちとホテルまで歩き続けたという。

ホテルの中に入ると、タイラーは再び彼女を壁に押しつけ、「舌を喉の奥に入れ、性的行為を始めた」と彼女は主張している。ベリノさんが再び抵抗し、タイラーの髪を引っ張ったと、彼は彼女の耳元で、「ちょっと部屋で用を足してくる」とささやいてその場を去ったという。ベリーノさんはホテルのロビーで恐怖で泣き叫んでいたという。そしてドアマンに助けられてタクシーに乗り込んだという。

タイラーは昨年12月に、ジュリア・ホルカムさんから、1973年に彼女がまだ16歳のときにタイラーと性的関係を持ち、タイラーが彼女に中絶を強要したと主張して性的暴行被害の訴訟を起こされている。タイラーは今年初め、こ彼女の告発を否定し、原告は2人の性的関係に同意していたなどと主張している。あらたな原告の登場で、裁判所はどう判断するのか、2つの裁判の行方が注目される。