ジェイミー・フォックス、性的暴行疑惑で訴えられる NYのレストランで性被害と女性主張

(2023年11月24日11:00)

ジェイミー・フォックス、性的暴行疑惑で訴えられる NYのレストランで性被害と女性主張
ジェイミー・フォックス(Instagram/@jamjamiefoxx)

俳優でシンガーソングライターのジェイミー・フォックス(55)が2015年にニューヨークのレストランで女性に性的暴行を加えたとして訴えられた。

TMZが入手した訴状よると、「Ray/レイ」(2004年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したフォックスが15年8月、NYのキャッチ・ニューヨーク&ルーフにいたとき、フォックスから1つ離れたテーブルに座っていた原告の女性とその友人の一人が、フォックスに写真撮影を求めたところ彼はそれに応じたという。

女性は、酔っているようにみえたフォックスは「いいとも、君のために何でするよ」と答えたと主張している。数枚の写真を撮った後、フォックスは女性に「スーパーモデルのような体」で「とてもいい匂いがする」と言ったと主張。

フォックスは屋上の奥のエリアまで彼女の腕を引っ張り連れ込んで、不適切に触り始めたという。女性の腰に両手を置き、次に彼女のトップスの下に手を入れて胸を揉んだという。その後、女性のパンツに手を入れ、膣と肛門に指を入れたと主張している。

原告の女性は、性被害の現場となった店も訴えてた。暴行を目撃した警備員を含む数人がいて、彼女がフォックスから逃げようとするのを見たにもかかわらず、止めることもなく立ち去ったと主張しているいる。

原告女性は、フォックスの「性的暴行、虐待、暴行、暴力」により治療を受けなければならず、精神的苦痛を被ったと主張し、補償的損害賠償と懲罰的損害賠償を求めてフォックスとレストランを訴えた。

ニューヨークのアダルト・サバイバーズ法(時効が経過した性犯罪の被害者が民事訴訟を起こすことを認める法律)は、11月24日に終了する直前の提訴となった。

■フォックスの広報が疑惑を全面否定

フォックスの広報担当は「疑惑の事件は起こっていません」と疑惑を全面否定した。「2020年、この人物はブルックリンでほぼ同じ訴訟を起こしました。その訴訟はその後すぐに却下されました。当時と同様、現在もその主張は通用しません」と主張した。
女性の申し立てが却下されたら、「フォックス氏は、この軽薄な訴えを再び起こしたこの人物とその弁護士に対して、訴追を請求するつもりです」と反訴する方針を明らかにした。