ビリー・アイリッシュ、同性愛者としてカミングアウトしていたことを認める

グラミー賞歌手のビリー・アイリッシュ（21）が2日（現地時間）、先月Variety誌のインタビューで同性愛者であることを事実上カミングアウトしていたことを認めた。米メディアが報じた。

米Page Sixによると、2日にVariety誌のイベントでレッドカーペットに登場したアイリッシュは「みんなが知らないとは気づかなかった」と語った。アイリッシュは11月のVariety誌のインタビューの中で、「私は肉体的に（女性に）惹かれる。でも、彼女たちの美しさや存在感にはとても怯えるわ」などと語っていた。

その発言はカミングアウトだったのかと記者に聞かれて「私はまだ（女性が）怖いけど、彼女たちはかわいいと思う」とジョークを飛ばしたアイリッシュは、「（Variety誌の）記事を見て、あ、今日カミングアウトしちゃったみたい！って思ったの」と笑いながら認めた。そして「（カミングアウトを）あまり信じていないの。ただ、存在するだけでいいじゃないかって。ずっとこうしてきたけど、話さなかっただけ」といい、「私は女の子のための存在なの」と語った。同時に、「自分自身にレッテルを貼るのは好きではない」とも語った。

アイリッシュは過去に、7:AMPという名前で活動しているラッパーのブランドン・アダムスや、ザ・ネイバーフッドのボーカル、ジェシー・ラザフォードとの交際を報じられた。11歳年上のラザフォードとは2022年10月に交際を始め、今年5月に破局。その後、パーティでクィアである女優エヴァ・カプリと親密にしているのを目撃されている。